アンナ・リャボヴァさんの、おもちゃを持っているマトリョーシカです。
一番大きい娘が持っているのは木馬、ロシアだけでなく、東欧一体に、土の馬や木の馬のおもちゃがあります。
しかし、馬が人の生活から遠くなってしまった現在では、二番目の娘が持っている熊のおもちゃの方が、馬のおもちゃより多いかもしれません。
ロシアでは、お土産ものとして、木彫りの熊が盛んにつくられてます。
ところで、四番目の娘の持っているおもちゃが、何でしょう?
よくわかりません。
このマトリョーシカでは、白がアクセントカラーになっています。
マトリョーシカの定番の、パリ万博に1900年に出品して人気を博した、鶏を持っている農民一家の「うつし」です。
籠を持ち、種を蒔いているこの子が、気に入っています。
アンナ・リャボヴァさんのマトリョーシカは大好きですが、ときおり、暗い沈んだ色のマトリョーシカ、顔のいびつなマトリョーシカなど、失敗作としか思えないものもあります。
これは、そんな一つです。
気に入っているのですが、変、変!
絵具がすっかり滲んでしまっています。
これも、リャボヴァさんの味(?)でしょうか。
最後は、美しいのを一つ。起き上がりこぼしです。
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