家を見て、夫の話を聞いて、グループに分けて話し合って発表する、5時間にもわたる長丁場でした。
それに先立ち、前日に掃除機をかけていました。
そして、ふと動かなくなった掃除機を思い出し、あの掃除機の収納場所だったところには何をしまおうかと思いながら、夫に、
「次の粗大ごみの日に、掃除機を捨てるね」
と、報告しました。
「捨てるって、大きい方の掃除機?」
「そうよ」
当たり前です。
「捨てるなよ。直してやるよ」
「えぇぇぇ!」
耳を疑いました。
直してと頼んだら、けんもほろろに断られたのはわずか一か月ほど前のことでした。
「もう直らないって言ったじゃない!」
「そのときは、それどころじゃなかったんだよ。直してやるよ」
何に気を取られて余裕がなかったのか、はっきり覚えていませんが、M+M夫妻の家の設計で押し詰まっていたのでしょうか?
それにしても今回、「捨てるから」と報告したのは、60余人もの訪問客があるという前日でした。準備万端怠りない夫のこと、ほかのことを考える余裕がなくてもおかしくない日なのに、余裕しゃくしゃくだったのか、その豹変ぶりは、信じられないほどでした。
さて、当日の朝、出しっぱなしにしてあった消毒液をしまうついでに、薬箱(丸いアタの籠)の中を整理しました。客人があるときを利用して、何の関係もないところの整理をするのは、私のお家芸です。
なんてこと、薬箱の半分近くを占めていたのは、犬の薬でした。もう犬が一匹もいなくなって一年も経つというのに...。
犬の薬を捨てたついでに、同じ棚に並んでいる、菓子鉢その他も洗ったり拭いたりします。
水屋(食器棚)に入りきらなかったのか、大きなお皿が出てきました。あぁもったいない、何年も使っていませんでした。
これも使わなくっちゃ。
8班に分かれた分科会が、あちこちで開かれています。
室内にも、二組ほど、お天気がよくて何よりでした。
主催者のSさんから、空也のクッキーをいただきました。
「最近、空也がクッキーもつくっていて、おいしいのよ」
「空也の最中」が好きだった亡き叔父を思い出しました。母は岡山に行くときは、必ず叔父の好きな「空也の最中」と小川軒の「レーズンウイッチ」を買いに走っていました。どちらも、1960年代の東京名物、朝早く行かないと買えないお菓子でした。
母自身は、食べたことがあったのかしら?
初対面のYさんからは、フェルトのブローチをいただきました。
もう、薄暗くなっていてよく見えなかったのですが、障がい者の方がつくっているとのこと、「9」と「13」があり、訊くと9は憲法九条で、13は憲法十三条(基本的人権の尊重)とのこと、あとで、ピンクでNO WARと書いてあるのが読めました。
私に渡してよいものかどうか、私を知らないのでどきどきなさったとのこと、ありがたく頂きましたよ。
A.Fさんからは、紙袋入りの編んだものをいただいたので、
「あぁ、石鹸なしで洗うアクリルたわしね」
と軽く受け取ったのですが、お帰りになってから開けてみると、別のものも入っていました。
メイルでたずねてみたら、襟巻だって!くびれたところに穴が開いていたのに気づかなかったのです。
というわけで、にぎやかな一日が終わりました。
6 件のコメント:
東銀座で働いていた頃、取引先が空也の最中を持ってきてくれて食べたことがあります。皮が香ばしくて美味しかった!
hiyocoさん
空也の最中、私も一度、叔父の家でお相伴に預かったことがあります。もう、味は忘れちゃった(笑)。
小川軒のレーズンウイッチはおいしかったけれど、時は流れて、北海道六花亭のバターサンドもおいしいし、最近はセブンイレブンのレーズンサンドで、十分おいしく頂いています。
ときおり、横浜からくるKさんがくださる、横浜かをりのレーズンサンドも絶品です(^^♪やっぱりラム酒の味がする方が、おいしいです。
いつも本当にありがとうございます。
掃除機の件、えええ???!!!
ですね。なおったんでしょうか。
重い掃除機は春さんの背中には良くないかもです。
夫婦歴32年ですが、夫の反応はだいたい想像できてしまいますので、春さんの驚きが羨ましい?です!
さたおき昨日はこのブログで紹介されていたものを探して楽しんでました。補修されたガラス、セルロイドの招き猫と抱き娘、ほんとのガーナの壺、機織り機など。あ!あれだ!と見つけるたびに一人喜こんでました^ ^
Akemi Fujimaさん
掃除機?手つかずですよ(^^♪
今日はこれから福島県境に八溝杉を見に行き、明日からは神戸、帰ってすぐ東京で兄弟たちと会って、次は息子夫婦が来て、団体さんが来て、我が家で村の集会があってなどなど、イベント(?)が目白押しで、掃除機は一段落してからでしょう。今年中にできるかなぁ。
昨日はありがとうございました。寒くなるのを楽しみにすることはないのですが(寒いのが嫌いなので)、この冬は寒くなるのがちょっと楽しみです。
なんか、めちゃくちゃ、忙しいですね・・・
懸念しているのですが、11月末の例の雑誌の反応でさらに忙しくなりそうな・・・
寒くなるのがちょっと楽しみ、、そんな風に言っていただいてありがとうございます。
Akemi Fujimaさん
今年はなぜかめちゃくちゃ忙しかったのですが、こう言っている間にも(笑)、開いている日がどんどん埋まりつつあります(笑)。
壁も塗らないで、そう飛び歩いていていったいどうするんだ!近所の植木屋さんが来て、「冬の間に生垣はこう切りなさい」と言われたのだけれど、切らないうちに春がきたらどうするんだ!
まぁ、なるようになると思います。
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