元旦の昼近くになってから、近くの愛宕神社に初詣に行きました。
愛宕山は我が家の裏山ですが車道はなく、山裾をぐるっと回って、東から登ります。山の麓から歩いている人、山腹に車を停めて男坂(まっすぐな石段)を上る人、てっぺん近い天狗の森の駐車場まで行って女坂を上る人、いろいろですが、もっとも楽な女坂を行きます。天狗の森の駐車場から下界を見ると、いつものお正月の朝には、海の上に帯状の雲があるのですが、今年はありません。
あらっ、夜明けに来たら、海から上がる初日の出が見られたのでしょうか?それとも朝はやっぱり雲の帯が海の上にあったのでしょうか?
参道の途中の、たぶんコウヤマキ、二人では抱えられないほどの大木です。
本殿は、笠間稲荷ほどじゃないけれど、善男善女で込み合っています。
社務所で、防火のお札をいただきました。
愛宕神社は、日本三大防火神社の一社と銘打っていますが、何のことはない、全国に900社もある愛宕神社の一つで、京都に総本山があります。
見晴るかせる土地の平らなこと。
いつもなら、空と雲と海との境目がはっきりしないのに、涸沼(ひぬま)の向こうに太平洋がはっきりと見えていました。
古いお札は持ってこなかったので、お焚きあげは自分でやるつもり。
古いのは、たぶん5年くらい前のお札です。
紙がうっすらと変色していました。
お札の定位置はここです。
鳴瀧不動明王のお札は、もう10年以上前のものです。
いつもはいらっしゃる恵比寿大黒たちは、お正月飾りとして、土間入り口の飾り棚の方にみんな出払っているので、神棚はすかすかです。
恵比寿大黒は、わずかに祠の中の二人だけが残って、留守を守っています。
タイやビルマの仏さまやお坊さま、お稲荷さん、インドのガネーシャやジャガンナート三兄弟など見えていますが、他にも、バリ島の神さま、パプアニューギニアの神さま、ソロモン諸島の神さま、エチオピアのコプト教のイコン、ココナツの殻と針金でできたフィリピンのキリストさま、タイの精霊を祀る祠、中国人商人たちが商売繁盛のお守りとして神棚に置くかぼちゃ、そしてイスラムのコーランまで、我が家ではみんな仲良く神棚に同席されています。
2 件のコメント:
わー水平線だー!!そして快晴。
昭ちゃん
下の電線が写り込んだ写真の右端に見えるのが涸沼、左の方の高い建物は水戸の茨城県庁です。
今日もよく晴れていますが、千切れ雲も浮かんでいます。穏やかです。
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