2020年3月29日日曜日

ナンバリング

朝から雨が降り続いています。
東京では雪が降っているらしい、こちらは雨主体で時々、ぼたん雪に変わっています。

昨日もお天気がぐずついていたので、二階を念入りに掃除しました。今日は一階の掃除ですが、寒いので、ちんたらやっています。


さて、デスク周りにばらばらしているレシートなどを片づけていたら、ナンバリングスタンプが転がっていました。
かつて、書類や原稿に番号を打ったり、事務所では受け取った郵便物に日付を入れるために必需品だったナンバリング。
今でも使っている人がいるのでしょうか?


ナンバリングは、簡単に番号を打つ文房具です。
紙の上に置いた状態で、ハンドルを素早く押し下げると、6桁の番号が打てます。


この部分で「1」に設定してハンドルを押すと、「000001」と記されたあとは自動的に数字が送られて、次は「000002」になり、「999999」まで打てます。
そして「2」に設定すると、同じ番号を2回押してから、次の番号に移ります。「3」「4」も同様、それぞれ、3回ずつ、4回ずつ同じ数字を記してから次に移ります。


やってみると、インクが切れているのか、何十年も放置していたのでインクが乾燥してしまったのか、 文字がしっかり打てません。
「ねぇ、ナンバリングを捨てていい?」
と夫に一応了解をとります。
「インクさえ入れれば使えるだろう。取っといても場所も取らないし」
それはそうだけれど、もう何年も出番がないものです。
いったい、いつ誰がインクを買って、いつ誰が使うというのでしょう?


というわけですが、取っておくことにしました。
コレクションというほどのものでないし、文房具の引き出しにも入らないし、2穴パンチ同様、そこら辺に転がして置く以外ありません。


もっとも、2穴パンチは、我が家ではバリバリの現役ですが。





8 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

いつも暖かな湘南地方ですが、今日は雪が降りました。
穴あけパンチ、ハンドル部分が引っ掛かりがちで収納しにくいですね。

昭ちゃん さんのコメント...

懐かしいなー
為替の金額用もありましたね、
ガリ版用の鉄筆と複写紙があります。

さんのコメント...

hiyocoさん
そちらも降ったのですか?
こちらはほぼ雨、二度ほど雪に変わりましたが長続きしませんでした。少し空気に透明感が出て、遠くが見えるようになって、山の上の方、とくに裏山が低いのに白くなっているのが見えました。寒かったですね。何もする気になれませんでした。
そうなんです。穴あけパンチはハンドルも邪魔、A4とかの出を決めるガイドも邪魔。もう何十年も使っているのは切れ味もよくないのだけれど、使えるものを捨てるのはちょっとねぇ、ということで、足元に籠を置いてその中に転がしています。ごみのたまり場にもなっているけれど(笑)。

さんのコメント...

昭ちゃん
そうそう、最初に¥がついたのがありましたね。まったく、人間というものはいろいろな道具を作ったものですね(笑)。
鉄筆は私も持っています(^^♪
どこにあるかと、今ちょっと引き出しを見たけど見当たりません。文房具入れだけでどんだけ引き出しがあるんだ、というほどあちこちに引き出しが!しかも使わない文房具ばかり。
ペーパーレスに近い生活をしているので、ホッチキスですらほとんど使うことがありません。

昭ちゃん さんのコメント...


ヘンミの計算尺は黒いケースごとありますよ、
家で使用したものは全部空襲で、、
春さんのお蔭でいろいろ思い出しています。

karat さんのコメント...

ナンバリング!、実に懐かしい道具です(^^)。
ナンバー位手でも書けるのに、受験票とか願書とかその他受付票等、ガチャンガチャンと押されると何か有難みがありました…。確か数字が上に回ってインクが付いたり、面白い道具でした。よく考えるなと思いました。
上のBCGの記事も興味深かったです。

さんのコメント...

昭ちゃん
計算尺って何だったかなぁと、しばらく考えないと思い出せませんでした。
そう言えば使いました。計算機以前の計算機でしたね。そんなものがあったなんて、忘れていたぁ!
昭ちゃんのおかげで思い出しました。
コメントが遅くなってごめんなさい。いつもうっかりしてしまいます。

さんのコメント...

karatさん
コメントを見逃していてすみません。うっかりしすぎでした。
ナンバリングは、そう言われればあの音が懐かしいですね。二桁くらいの数字だと、前の0000は要らないのに!
事務所で毎日、届いた郵便物に日付を押して、宛名を見ながら仕分けして、各自にそれを配るのは、原則、郵便受けに郵便が届いているのを見つけた人でしたが、面倒なので郵便を取らない人、取っても玄関のところに放置しておく人などいて、みんな忙しかったとはいえ、性格まで出ていました(笑)。
今どきの事務所は、うんざりするほど郵便物が届いたりはしないのでしょうね。