2020年4月7日火曜日

食紅ビン


「増井製」とエンボスのあるガラスビン大小です。


底には、山を二つ重ねた下に「上」のエンボスがあります。
ブログ『ジリジリ』によると、「増井製」のビンはボトルディギングするとよく出てきて、何だろうと思っていたらラベルつきのビンに出逢い、食紅と判明したと書いてありました。
その『ジリジリ』の写真でラベルを見ると、製造は「東京日本橋区」となっています。


食紅のビンと言えば、ベニヤのビン(左)があります。
「ベニヤ」と「スカ川」というエンボスが裏表にある空きビンを持っていたところに、あかずきんさんから未使用のビンをいただき、さらに昨年北海道でのらさんに連れて行っていただいた骨董屋さんで未使用のビンをもう一つ手に入れています。
そして右は、「紅清製」とエンボスのある食紅界最大手(らしい)の食紅のビンです。


食紅のビンとはっきりわかっているものとは別に、底に「三共」とエンボスのあるビンを持っています。
三共製薬という製薬会社があるので、薬ビンと思っていましたが、ビンの形からして、これも食紅の会社ではなかったのかと思います。


かつて、どんな家にも食紅を常備していた時代がありました。
季節のお菓子をつくったり、お餅をつくったり、卵を染めたりと、生活になくてはならないものでした。
いまは、どのくらい食紅を置いているお家があるでしょうか?
ちなみに我が家では10年ほど前に買った食紅がありますが、一度、餅花をつくるのに使って、それ以後まったく減っていません。








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