2010年10月6日水曜日

大工道具の友



足を怪我して、今は大工仕事からちょっと遠ざかっていますが、全治したら、また、大工仕事の日々が待っています。

大工仕事は、作業に応じて、いろいろの工具や材料を、とっかえひっかえ使わなくてはなりません。
プラスティック製の釘入れなど、軽便で、なかなか排除しにくいものもありますが、毎日毎日使うもののことですから、できるだけ、プラスティック製のものではなく、自分の好きなものを使いたいと思ったのは、いつ頃からでしょうか。




私用と夫用の、基本的な道具箱は、自分でつくりましたが、小物入れは、それにふさわしそうなものを見つけて使うようになりました。




これは、板壁や床を張るときの道具や材料をまとめた缶です。
もともとは、自動車修理に使われていた缶でしょうか。油がこびりついていたのを、丁寧に落としました。イギリスのもので、厚いブリキでできています。
胴釘の入っている木の容器は、アフリカのトゥルカナのボウルです。ちょっともったいないかなとも思ったのですが、やっぱり使っていて楽しい。
あとは空き缶や和菓子の空き容器です。




これは、日本の胴の桶で、骨董市で見つけたものです。
いろいろなやすり、とくに紙やすりをまとめて入れています。




イギリス製の、道具箱です。




中を薄い木で区分して、厚みの違うゴム板を入れています。
ゴム板は重宝なものです。床を張ろうとして、根太の高さを決めるとき、あるいは根太にまだ高低があって床を水平にしたいときなど、このゴム板を使って微調整をします。
手前から1ミリ厚、2ミリ厚、3ミリ厚、そして、一番奥には5ミリ厚と、1センチ厚のゴムが入っています。

自分なりに、ルールを決めて工具や材料を整理しておくと、仕事の前に、あれこれ探し物をしなくて助かります。もっとも、夫の仕事の流儀と私のそれは違うのですが、多くのものを共有しているので、小さな摩擦やさがしものは絶えませんが。



2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

1番上の写真の釘入れは何ていう名前のケースなんですか?

さんのコメント...

Unkownさん
コメントありがとうございます。
プラスティックの釘入れですね?
もう、十年近く前にホームセンターのジョイフル本田で買ったもので、数年後にもう一つ欲しいと思って買いに行ったら、どこにも売っていませんでした。

いま、見てみたのですが、上部に「He,drun」あるいは、「Heidrun」あるいは、「He,drug」、「Heidrug」と読めるエンボスがありましたが、それ以上はわかりません。それぞれで検索もしてみましたが不明です。
中国語でしょうか?
お役に立てませんでした。