今の暦で飾ると、芽吹いた柳も、咲いた桃もありません。四月三日まで飾っておこうか、それとも仕舞ってしまおうか、いつも悩みますが、だいたい早めに仕舞ってしまいます。
今年も、思い立って仕舞ってしまいました。
しまうこと自体はそう苦にはなりませんが、なんだかんだで、飾るときと同じほどの時間がかかります。
以前は、三人官女の持ちもの、五人囃子の持ちものなど、持ちものは持ちものでまとめて仕舞っていましたが、飾るときに悩むので、いまではセットにしたまま包んで仕舞います。
箱にきっちりと収めることができるとすっきりしますが、どちらかと言えば箱はぴったりめ、余裕がないものがほとんどで、収めたものを出して、入れなおしたりすることも、ままあります。
江戸時代のお雛さまの、背中に貼った布に模様が手描きしているのを発見。
江戸時代のお内裏様が、立派な刀を差しているのも発見。
仕舞うことも、なかなか楽しめます。
中野人形は、ひな壇に並んでいたときより、こんなときの方が楽しそう。
土人形ですから、包む紙はどんなものでもいいのですが、お顔だけは汚れないように柔らかい紙で包みます。
クリスマス飾り、お正月飾り、お雛さまと目まぐるしかった飾り物もこれで一段落、次はイースター飾りでしょうか。
2 件のコメント:
飛騨古川(飛騨地方全部なのかな?)では、桃の節句は4月3日、端午の節句は6月5日、と聞きました。
そこは旅館さんなので、その日まで節句のお人形を飾っています。なのでわたしんちでも、そうしています。どれも小さなものですけど。
今年のイースターは、遅めですよね。イースター連休にあわせて秋休みが決まり、それに合わせて各学期が決まります。毎年の各学期(4学期制です)の日数、違います。
Bluemoonさん
毎年、今年こそ四月までと思うのですが、いつも挫折、ある日突然片づけたくなります。なんでしょうね(笑)。
雛人形と桃と菜の花、そして芽吹いたばかりのしだれ柳の取り合わせはとっても素敵なのですが...。
今年のイースターは4月16日なのですね。まぁ、ラマダンほどではありませんが、変化が大きいこと。
コメントを投稿