先日、籠玉を竿から降ろしました。
そうっと、気をつけて降ろしたのだけれど、小さな玉を支えている竹ひごが2本折れてしまいました。そういえば、あげるときにも修理しました。
直してから仕舞うために、夫が直しやすいように、籠玉を庭に立てました。
小さい玉は軽いものですが、風などで力がかかるのか、この飛び出している、小さい玉のついたひごと、それを支えているひごがダメになります。
支えは新しい竹に替えましたが、本体の長いひごはそのまま使います。
片づけ易いよう、全体をまとめて縛ろうとして、また2本折れてしまいました。
あぁぁ。
夫はそれも直したがりましたがきりがない、私は修理は来期に先送りすると主張、折れたものをそのまま玉に突き刺しておきました。竹がもろくなっていて、もとのように小さくまとめることはできません(左は真新しいときの写真)。
高いところに約2か月、降ろしているあいだも、雨ざらしではありませんが、外に置いてるということは、傷むということなのでしょう。
室内においた竹は強いけれど、室外に置いておくと、竹は本当に脆いものです。
私の知っている籠玉をあげていた家々、どこももう失われてしまっています。今年は新しい籠玉をあげた家は見ませんでした。
ところで、竹を留めている針金を外したり、新しく巻きつけて締めたりするために、ペンチを使っていたのですが、思いついて途中から剪定ばさみケースを使いました。
とっても便利でした。
2 件のコメント:
こんにちは
籠玉の管理は 大変なのですね
今季 よく通る道で ひとつ見つけましたよ!
山崎の信号を岩間方面に折れて 次の信号の左手 百メートルくらいの所です
通りから よく見えますよ。 🎏
Nakajima.Cさん
コメントありがとう。
そう、大切にしていてもそんなに持たないんです。伝統的には小さい丸のついているひごを支えているひごが薄くてしなやかなのですが、もっとあの部分を厚くして、あまりしならないようにしたらいいかもしれないと思ったりしています。
籠玉は脆いけれど素敵、若い女性のSさんが作り方を引き継いでいるから、まだまだ手仕事の手がつながっています。
情報もありがとう。
明日、骨董市に行きがてら(笑)、見てみます(^^♪
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