ところが、予報ではどんどん悪くなり、ついには小雨が降ることになりました。
「よく天気予報ってずれ込むよね。なんとか持ってくれないかしら」
「前にはずれ込むけど、後ろにずれ込むって、そうないんじゃないか」
コンクリート打ち前日の昨日は、とてもいいお天気でした。
「ああ、もったいないねぇ。明日のためにとっておきたい」
「天気予報は最悪だよ。みぞれになっちゃった」
「えっ。当たる確率ってどのくらいだっけ」
「50%かな」
ところが夜になって、予報がよい方に修正されました。
「みぞれがなくなったよ。しかも雨は昼からだって」
やれやれ。
さて、コンクリート打ち当日の今日です。
GさんとSくんに助っ人としてお願いしていましたが、ブログを見たからと、SくんとOくんが手伝いを申し出てくれました。
なじみのSくんは「怒れるSくん」、コンクリート工事は経験したことのないSくんは「穏やかなSくん」とでも呼びましょうか。
みんな有機農家で、Gさん、怒れるSくんはすでに自力で家を建て、穏やかなSくんとOくんは、これから、やはり自分で家を建てようとしています。
怒れるSくんがバイブレータを操作し、他の人たちは型枠を叩いたり、天端をこてでならしたりします。
東の柱は何も問題がありませんでした。
西の柱は、鉄パイプの留め方が不十分なところがあり、ちょっとはじけそうになりましたが、クランプで留めなおして、大事には至りませんでした。
私も忙しくしていたので、西の柱の写真はありません。
高い柱が二本とも打ち終わったら、感無量でした。
基礎の基礎から数えると、四年もかかってしまいました。長くかかったけれど、それがとうとう打ち終わったのです。
高い柱を打ち終えると、すっかりリラックスです。
低い柱は、緊張感から解放されて楽しく打ちました。もっとも、私はうろうろしていただけだけれど。
もっと低いところなんて、楽、楽、楽勝です。
ちょっと雨がぱらついたりしましたが、お天気も持ってくれました。もう、雨が降ろうが風が吹こうが、何の問題もありません。
さて、建設全体の先が少し見えてきたでしょうか。型枠だけできていて、中にコンクリートが入っていないのと、打ち終わったのと、気持ちが全然違います。
もっともまだ細々したコンクリート打ちは、いっぱい残っていますが。
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