2014年12月7日日曜日

準備万端整いけり

作業棟の建設の、コンクリート打ちの最大の難関部分である、高さが7メートル以上の太い柱の型枠工事は、10月16日に終わりました。
設備やらいろいろ埋め込み、水平垂直を見ながらの、高いところでの作業はたいへんでしたが、それも、とうとう終わったのです。
「あとちょっとだな」
「先が見えたね」
私たちは以後、何かにつけてそう言い合ってきました。

とはいえ、コンクリート打ちとなると、コンクリート・ミキサー車のほかに、太いホースでコンクリートを高いところや遠いところに飛ばして(運んで)もらうポンプ車も頼みます。できるだけ、打つのは一度にまとめた方が効率的であり、安上がりというわけで、あちこち、あちこち、こまごま、こまごまと、型枠をつくってきました。
それも終わり、先週、コンクリート打ちの日を決めて、コンクリートとポンプ車の手配をしました。今度の木曜日です。
「いよいよだね」

 
それからも少しは作業が残っていましたがそれも終わり、片づけたり、型枠の中に入り込んだ落ち葉を取り除いたり、最終仕上げの日々を過ごしました。


西の柱に登って、中をのぞいてみました。
電線を通すところ、照明をつけるところなど、夫は抜かりありません。すでに、コンクリートをかき混ぜるバイブレーターも設置してあります。
時間がかかったので、鉄筋はいつものようにすっかり錆びていますが。
 

柱から、北西を見降ろしたところです。
すでに基礎を打ってあるところまでが建物で、その右手に見えるのは、土間のアスファルトの見切り線や、ベンチ設置のための基礎です。


そして、西。
このあたりは、屋根はかかっているけれど屋外の広い土間になります。
 
 
北東を見降ろしたところです。
左の石段が、敷地の入口へと続いています。低い三本の柱のあいだには引き戸が入り、そこから右が室内です。


今回は、コンクリートを打ちとしては単純なところが多いのですが、天端が長いので、こて仕上げしなくてはならないところが、たくさんあります。
いつも手伝ってもらっているお隣さんのKさんJさんが、今回は仕事で留守なので慌てましたが、いつものSくんに加えて、Gさんが手伝ってくれることになり、ほっと一安心です。
コンクリート打ちはほんの数時間が勝負、猫の手も借りたい忙しさです。





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