2020年6月27日土曜日

驚きの「工房うむき」

早朝に草刈りをしても、汗が滴る季節がやってきました。
首に巻いて、ときおり汗を拭く手ぬぐいが欠かせません。どうせぼろを着ているし、ほとんど古いタオルで済ませていますが、ときおり手ぬぐいを巻くことがあります。
手ぬぐいはいろいろ持っているのですが、中にはプリントのものがあります。表には模様があるのですが、裏まで色が浸透していないものです。そんな手ぬぐいは、布そのものが目が詰まっているのか、使いにくいのです。
また、裏表同じ模様でも、張りがないものもあります。安くつくろうと薄い布を使っているのか、汗を拭くだけなら問題ないのですが、頭にかぶったりすると、くしゃくしゃで頼りなくて、これも使いにくいのです。
というわけで、手ぬぐいにも使いやすいのと、そうでないのがあります。よい手ぬぐいはたいてい手染めです。そんな手ぬぐいは、端を手でくけて、洗ったらアイロンをかけて、大切に使っていますが、好きになれない手ぬぐいは、ついぞんざいに扱ってしまいます。

さて、hiyocoさんは実店舗に行ったことがあるという、「うみねこ堂」で扱っている手ぬぐいは、どれも素敵です。
ときおりネットショップを覗いて楽しんでいたのですが、いいなと思って見ていた手ぬぐい、「日本の鯰」は売り切れてしまいました。


見ているだけでは、なくなってしまって後悔するかもしれません。
というわけで、手ぬぐいに困っているわけでもないのに、「スカラベ」と「ワオキツネザル」の手ぬぐいを買ってしまいました。


「コウモリ」の手ぬぐいも好きで、迷いましたが、「スカラベ」にしました。


 

かわいいの、ちょっと気持ち悪いのいろいろいて、楽しめます。


さて、「うみねこ堂」もマニアックなお店だけれど、「工房うむき」のホームページを見てびっくり、たいへんなマニアックぶりです。
ホームページの冒頭には、
「ワーキングプアの原因は、いっこうに売れない生物多様性陶器か、手間ばかりかかるロハスな生活か.....」
と書いてあり、本業は焼き物屋さんのようでした。


タガメ、コノハムシ、イボタガ、ヒキガエル、コウモリなどのお皿はリアルにつくり込まれていて、鳥肌が立ちそうでした。
ヒキガエルのお腹に盛った食べものは、美味しそうに見えるのかなぁ。


スカラベの蓋ものもありました。


ガマ戦車の蚊遣り、28,000円。ガマ忍者の蚊遣り、20,000円。
何日もかけて、手で形づくるのだから、それくらいはするだろうなぁと思いながら、働いても働いても貧乏(本当かどうかは知らないけれど)なのが、わかる気がしました。






4 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

私も、家の中で手ぬぐいを首にぶら下げたり頭に巻いたり、汗を拭くのに手放せない毎日です。注染の手拭いでも生地がハズレのものがあるのですね。
以前上野の科学博物館で、アリゾナ在住の知り合いに送るためにミジンコ手拭い買いました!工房うむきの手拭いだったのですね~。こんなとこで判明するとは(笑)。

さんのコメント...

hiyocoさん
ミジンコもいいですね(^^♪
私も招き猫以外の手ぬぐいにも目を向けるようになったのは、外国へのお土産にするとき、「手ぬぐいがいい」と言われてからです。ずっと昔に、外国の友人を東京案内したとき、「浅草のふじ屋に行きたい」と言われて一緒に行って、その格調の高さにびっくりしたこともありました。
「かまわぬ」とか、「SOU・SOU」とか、今では面白い手ぬぐい屋さんがいっぱいあって、心強いのですが、「工房うむき」は、面白さにおいては他の追従を許しませんね。

のら さんのコメント...

フンコロガシ❤️いい!!

さんのコメント...

のらさん
好きだった?色もはんなり、小紋のように見えます。
工房うむきは、巧みです(^^♪