2020年6月8日月曜日

私の本棚

しばらく前に、北海道ののらさんが、Facebook上で、本棚ごと本を紹介していました。

のらさんの本棚

何回にもわたって紹介された本棚には、骨の本や漂流記、鳥の本や漂着物の本などなど、分野ごとにまとめた本がきれいに並んでいて、とても見やすそうでした。
翻って自分はどうかというと、なかなかそうはいかないのです。

デスクわきの本棚

私の本棚は、手持ちの本の高さに合わせて棚の高さを決めてつくっているので、ある程度は分野別に並べているのですが、最終的には大きさの似た本を、本棚の高さに合わせて並べることの方を優先してしまっています。
そのため、探している本が見つかりにくいことが、時々起こります。
例えば、中国のおもちゃの本を全部見たいとします。どれも大きさが違うので、本棚の高さに合わせてあちこちに入れているので、探し出すのが一仕事、見落としてしまったりします。

二階の本棚

本を、わりと見返したり、読み返すことが多いので、いつも背表紙を見られるようにしておきたい私ですから、夫の本は作業棟の取り出しにくいところに追いやって、母屋の二階の本棚は、すべて私が占領しています。
もっとも、階下の夫と半分ずつ使っているデスクのある部屋の両脇と背側につくった本棚の半分は夫のもの、ほとんど本を見返すことがない夫には、十分そうに見えます。

私の本棚には、子どもたちが小さいころ愛読した絵本や児童書なども同居しています。子どもが好きだった本、子どもそっちのけで私が楽しんだ本、いろいろ処分できず、ごっちゃに混じって、もちろんサイズ別に並んでいます。


二階の本棚の、左側は浅い本棚ですが右側は奥行きが深く、背の低い棚には、横長な本を入れている棚のほかは、その奥にも本、つまり二重に並べています。


二階の本棚の奥に並べた本は、デスクの部屋から背表紙が見えます(写真の右部分)。
高いところには、あまり見ないだろう本や雑誌を並べていますが、時には梯子をかけて、掃除がてら本を点検しなくては、存在を忘れてしまう本もあります。


じつは、門のところにつくった戸棚にも、二階の展示室の棚の下につくった戸棚にも、本棚に並びきれない本が詰め込んであります。
ときおり整理しようと取り出すこともありますが、また元の場所に逆戻りしてしまいます。

長男は私以上に本好きでしたが、あるときから、全部コンピュータで見ることができるからと、すっぱり愛着を断ち切ってしまいました。
例えば漫画でも、生まれて初めて買ってもらった漫画だという『ドカベン』の、第一巻ではない1冊だけを残して、処分してしまいました。もちろん、『ドカベン』だけでなく、手塚治虫も赤塚不二夫など、漫画のすべてです。
そんな息子の捨てた『ブラックジャック』なども、私は捨てられないで、いじいじと取ってあります。
そして、自分も廉価版や文庫本を持っているのに、息子の持っていた『ゲド戦記』や『ガダラの豚』の単行本も、後生大事に抱えています。もちろん、廉価版や文庫本も処分したりしないで、そのまま取ってあります。






2 件のコメント:

のら さんのコメント...

ひゃ~物凄い本の数ですね~!!恐れ入りました。
これくらい本棚があればいいのですが、最近貝類と動物関係の本が40冊くらい増えて、どうやって納めようか思案中です。絵本を孫のところに大分送って減ったので、その辺を整理して何とかしようと思っているところです。

さんのコメント...

のらさん
自分ではよく詰めたと思っているのだけれど、本の上部に隙間がないのが、こうして見ると圧迫感がありますね。
熱帯の植物の本など、開くことがあまりなくなりましたが、それでもまだ特等席に置いてあります。
私ものらさん同様、本は愛でたい。まだ増えることがあっても、減ることはなさそうです、って、言い切っていてはまずいのだけれど。
それでいて、父の遺した蔵書なんて、まったく興味がないのよね(笑)。