2022年1月26日水曜日

繊維ルーペ

長い間引き出しにあった繊維ルーペを、この20年ばかり見ていませんでした。
もともと、私が買ったものではなく、夫が持っていたものでした。
なくてもそう不自由しないのですが、あると重宝するので、ネットで買いました。


以前持っていたのはアルミ製の軽くて確か10ミリ角(15ミリ角?)しか計れないもの、同じようなものが来ると思っていたら、ずっしりと重い、25ミリ(1インチ)角が計れるルーペが送られてきました。


3つの部分がつながって畳んであるのを、真ん中の支えを起点にして、レンズと目盛りがついている部分を、それぞれ270度回転させます。


それを布の上に置くと、1センチの中に経糸(たていと)が何本あり、緯糸(よこいと)が何本あるか、目盛りつきで拡大されるので、目盛りを頼りに糸数を数えることができます。
この東ティモールの経絣は、1センチ角に経糸28本、緯糸10本であることがわかります。


そして、先日のバウレの縦絣は、1センチ角に経糸26本、緯糸9本です。






 

1 件のコメント:

af さんのコメント...

繊維ルーペってはじめて知りましたー!
面白ーい!これが普通に流通してることが驚きです!