タマとマルの一日

マルは陽だまり好きです。でも、タマはあまり陽だまりなど気にしていません。

タマの好きな場所はここです。
我が家では、屋根のガラス箱で温められた空気を床下に送り込み、床下に暖かい空気が満ちて、蓄熱板として入れているコンクリートを温め、その蓄熱で夜まで暖かいOMソーラーシステムで暖房しています。
その床下の空間を、ここで閉じたり開いたりする戸をつけていて、床上から開閉するので、床にちょっとした隙間ができていて、その隙間から、お天気さえよければ暖かい空気が噴出しています。タマはそれが好きなのです。

タマが廊下で空き箱に入っていたら、夫が親切心で箱を陽が当たるところに運んでいきました。
「あれっ、ぼくはちょっと陽射しは苦手かな」

マルがタマを観察しに来ました。

タマは箱を出て、いつもの場所に退散しました。

そのあと、マルが空き箱に入り、陽ざしを独り占めしました。

夕方、洗面所でふと見ると、マルが洗濯機の中で寝ていました。

「それが何か問題でも？」

夜、タマはいつも、夫と私のデスクの間に置いてある台の上でごろごろしています。

今日は一日雨、生活の中心はお風呂場に置くようです。
水風呂の水は、風呂桶を洗っても、猫たちが飲みたがるので、すぐ張っておきます。