2025年3月29日土曜日

ビルマの地震


昨日はビルマのマンダレーあたりを震源地とする、マグニチュード7.7の大きな地震があり、バンコクでも建設中のビルが崩壊するなど、両国の死者を合わせると29日の午後に判明しただけで694人、被害が明らかになるにつれ、死者は増え、1000人を超えるだろうと言われています。
私はタイに3年住み、タイとはそのあとの15年ほど、行ったり来たりする深いつき合いをしましたが、地震にあったことは1度もないし、当時はタイで地震があるなんて考えたこともありませんでした。
建物が高層化している今はしっかり耐震対策をしていると思いますが、1990年代くらいまでは、バンコクでは信じられないほど細い鉄筋や鉄骨を使ってビルを建てるのが当たり前で、4階ほどの高いところの壁をつくるのに、鉄筋を入れないでブロックを積み上げているのを見たこともありました。
「あの壁は体当たりしたら壊れるじゃないの!」
と想像してぞっとしましたが、まさか地震があるとは思いもしませんでした。

タイの人々のあいだには、テレビが普及したころから、日本に地震が多いことが知れ渡っていました。田舎で出会った初対面の人から、
「あぁ日本人か。それで、地震てどんな感じ?」
と、いきなり訊かれたこともありました。地面が動くなんて想像もつかなかったのです。

ところが、2014年に、タイ北部でマグニチュード6.0の地震が起こったことがありました。そして今度の地震では、たくさんの死者まで出ました。地球は動いているというか、どこでも地震が起こりうる、地球はじっとはしていないことに驚かされます。
富士山が噴火するという話でさえ、あながち非現実的なことと切り捨てることができないのかもしれません。

まだ明らかになっていないマンダレーの被害が、最小限であることを祈るばかりです。

以下は、1981年にマンダレーに行ったとき、お寺で買い求めた張り子の人形や動物たちです。





張り子の動物たちをぶら下げてお寺を出たところで、地元の男の子から、それをくれないかと声をかけられました。
お寺には1種類ずつくらいしかなかったし、ケチな私はあげられないと断りました。私はもう一生この張り子に出逢うことはないだろうけれど、近くに住んでいる男の子には、また手に入れるチャンスが巡ってくるかもしれません。
あのとき、1つでもあげればよかったかどうか、張り子を見ると思い出したりしますが、年を取った今でもきっと断ってしまうだろうと思われます。
せめて、張り子の代わりにはならないだろうけれど、あげられる飴とかクッキーとかでも持っていればよかったのですが。







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