岩手県の附馬牛(つきもうし)人形です。
江戸末期から明治初期までつくられていた人形ですが、その後長く途絶えていました。それを、昭和の後期に、佐々木孝和さんが復元に成功されました。
土と和紙を練り合わせて、焼かずに乾燥させてつくってあります。
俵に猫が乗っていると、絵になります。
ここが、ネズミを捕る猫の、本来の居場所かなと思います。
鯛乗り招き猫。
張り子より重いけれど、土人形よりは壊れにくい附馬牛招き猫は、二年前の地震でも、みんな無事でした。
とは言っても、小さい傷なら、あちこちに負ってしまいましたが。
「まめに達者で」の願いを込めて、中に大豆が入っているので、どれも振るとからからと音がします。
貼ってある反故紙が破れたのは、やはり地震の時です。そして、反故紙の上に貼ってあるシールは岩手県観光連盟のものです。
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