2011年6月7日火曜日

豪徳寺の招き猫





招き猫は、日本国じゅう、いろいろな地域でつくられています。中でも、瀬戸や常滑は一大産地です。
日本だけではなく、最近では中国、タイ、インドネシアなど、いろいろな国でもつくられていますが、もともとは東京(江戸)で生まれた縁起物です。

招き猫の発祥については、二つの説があります。
一つは、世田谷区の豪徳寺で生まれたというものです。

江戸時代に、豪徳寺は貧しいお寺でしたが、和尚さんは猫をかわいがっていました。ある日、寺の前を通りかかった井伊直孝の一行を、和尚さんの猫が手を上げて、門の中に招き入れました。すると、にわかにお天気が崩れて、激しい雷雨となりました。
猫に招き入れられた井伊直孝は、おかげで雷雨を避けることができたのを喜び、その後、豪徳寺を菩提所としました。
豪徳寺の和尚さんは、猫が福を招いてくれたと、猫が手を上げて招く姿の人形をつくり、それを「招福猫児(まねぎねこ)」と称しました。

豪徳寺の招福殿の脇には、願いごとが成就したお礼に持ってこられた、たくさんの招福猫児が奉納されています。




真っ白な豪徳寺の招き猫の目は、形がちょっと人の目のようですが、色は猫目の銀杏色です。




一番大きい猫だけは、豪徳寺ではなく、骨董市で安く買ったものです。
一番小さい猫と同じくらいの値段でしたが、これは先輩の猫たちが、我が家へと招いてくれたものでしょう。


2 件のコメント:

hana-ikada さんのコメント...

若い頃わざわざ世田谷の豪徳寺まで行って、この「まねき猫」を求めたことがあります。
沢山のまねき猫が安置され、とても驚いた思い出です。
30年ちかく前かな?今も実家に飾ってある筈・・・懐かしいな~

さんのコメント...

hana-ikadaさん
hana-ikadaさんも豪徳寺までいらっしゃったのですか。あまり特徴がない猫なので、最初はあらっと思ってしまいますが、なかなか見飽きません。
願がかなって猫を奉納しに訪れる人って、どんな人なのでしょう?どんな願だったのでしょう?
私など、願がかなったかどうか、一度手に入れたものは、いつまでも持っていてしまいます(笑)。