我が家には、もし絵を描きたいと思いたったらすぐ描けるほど、絵の具があります。
野草を描くのが好きだった、夫の母の水彩の道具が遺っているのは、不思議ではありません。
仕事や趣味でときどき絵を描いていた長男の絵の具は、コンピュータで描くようになってから不要になったので、捨てると言っていたのをもらってきたものです。
いかし、一緒に住んでいたとき見つけた次男の絵の具は、なんと言ったらいいか。
「えっ、これ、きみの絵の具?」
「俺だって、絵を描きたいこともあるんだ」
そう言っていましたが、案の定、絵の具はほとんどまっさらで、何故か我が家に来てしまっています。
肩から掛けられる木の箱に入った、油絵の具一式、クーピー、水彩にもなる色鉛筆などもあります。
出番がないのに、場所ふさぎをしている絵の具たち。
活躍するときが、いつかくるでしょうか?
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