2014年8月26日火曜日

フードプロセッサー


孫のはなちゃんが来たら一緒に焼こうと、クッキーの型を用意しておきました。
ハンドミキサーでクッキー生地を撹拌していると、はなちゃんが手伝いたがりましたが、ハンドミキサーが重すぎて無理でした。
代わりに、息子が手伝ってくれました。

夜には、肉や野菜と一緒に焼こうと、ジャガイモのパンケーキをつくりました。
ジャガイモをすりおろすのを、息子の連れ合いのあっちょにお願いし、おろし金をわたしていたら、息子が、
「フードプロセッサーを買いなよ。クッキーもパンケーキもどっちも簡単にできるよ」
と言って、スマホでブラウンのマルチクイックの写真を見せてくれました。
「これで、すりおろしができるの?」
「ああ、離乳食をつくるのに買ったんだけど、便利だよ」
「クッキーの生地も混ぜられるの?」
「うん」
「よく使う?」
「よく使うよ」
「便利ですよ」
と二人口をそろえて言います。
それならと、新しいもの、とくに電動の台所道具を買うのには慎重な私ですが、注文してしまいました。


届いてみたら、写真で見ていたので予想していたとは言え、大きいし、たくさんの部品です。
「失敗だったかなぁ」
使ってみる前に、機械が億劫な私はすでに後悔しています。
しばらく、目につくところに、ただ転がしておきました。


さて、毎日見ていると、いつまでも転がしておくわけにいかない気持ちが高まってきます。
数日後、ジャガイモのパンケーキをつくってみることにしました。小さく切って容器に入れて、スイッチを押します。


あっというまにペイスト状になり、牛乳を加えるとさらにスムーズになりました。
楽ちんと言えば楽ちんです。


このまま小麦粉を加えて、さらに回転させてもよさそうでしたが、小麦粉はボウルに移してから加え、塩胡椒をして焼いてみます。
 

いい感じに焼けました。


味は、手ですりおろしたのとちょっと違うような気がしました。
気のせいかもしれません。

「さて、クッキーはどうやるの?バターはどの部品で練るのかな?」
まあ、おいおいやってみることにしました。
一度使ってみたら、ぐっとハードルが低くなりました。


一番の問題は収納場所にありました。
こういうものは、使っている時間よりしまっている時間の方が圧倒的に長いのです。
出しっぱなしにしているうちに目についたのは、それまでつくりかけのものを入れていた籠です。
「この籠はどうだ?」
籠に入っていた解きかけの浴衣は、仕方ないので解いてしまいました。その気になってやればできるのに、一年も放っておいたものです。

大きな容器二つは戸棚の中にしまいました。


これだと、どこへ転がしておいても目障りにはなりません。

さあ、どう活用するか。
もっとも、今でもケーキ類はハンドミキサーで十分と思っている私です。




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