写真はどれも、1990年代の前半に、タイの英字新聞に載っていたものです。
たくさんの資材を運んでいるカンボジア人です。
1990年、カンボジアの和平合意が成立する年まで長く閉鎖されていた、タイ・カンボジア国境が開きました。日帰りなら国境周辺の人々の往来が許されるようになると、国境の両側に市が立つようになりました。
どちらのものがどれだけ安く、どれだけ需要があるか?国境は日常的にものを運ぶ人たちで大賑わいとなりました。
島国育ちの日本人には、国境を超える気持ちが、なかなか想像がつきません。
自作らしい車を二人で引き、何人かで押しています。国境市場に新しい店でも開くのでしょうか?それとも売りものでしょうか?
当時、畳二畳分くらいの台車に、たくさんの中国陶器やヴェトナム陶器を乗せて重そうにタイに運んでいた人たちが、たくさんいました。
値段はどこでどう決定されるのか、タイ領内の市場にフィリピン人たちを連れて行ったら、「安い、安い」とインドネシア産のプリントのサロン地を、お土産にたくさん買っていました。
ヴェトナム国内の写真です。
素焼きの焼物は、金属の鍋には手が届かない人たちの炊事用鍋です。
カンボジア国内では、素焼きの鍋はよく牛車で運んでいましたが、これは自転車で運んでいます。
観光地に土産物の籠を売りに行く、カンボジアの人たちです。
籠はかさばるけれど、重くはないので、少しは楽でしょうか?
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