いただく約束をしていた、ご近所の渋柿をいただきに行きました。
引っ越しをしてきた次の年、まだ近くの町にアパートを借りて住んでいた頃、この家の渋柿が見事だったので、声をかけていただいたことがありました。
ところが、翌年仮設小屋を建てて八郷に住むようになると、近くではあるけれど違う集落であることなどからかえって遠慮が出て、以後、十年以上一度もいただいたことがなかった柿です。
いつだったか、そんな話を、その家のお隣のOさんにしたら、口を聞いてくださったのです。
柿の木は三本あり、好きなだけ持って行っていいとのことでした。
Oさんが柿酢をつくるという背の低い木の実を残して、欲張りにもコンテナ4個分、高い梯子で届く限りの柿をいただいて来てしまいました。
残ったのは、高い梯子でも届かないところのものだけになりました。
採る時は、採れるだけ採りましたが、欲張りのつけはあとからきます。
枝をT字に切りそろえ、へたを取って皮をむくのですが、むいてもむいても減りません。
昼間は低い型枠をつくる作業をして、夜なべ仕事で皮をむいていますが、むいたものを吊るしに外に出たら、室内にいると聞こえないのですが、イノシシが間近でブヒブヒ騒いでいます。
やっと、200個ほどむきました。あと三分の一ほど残っています。
三日目の今日は、なんとか終わらせたいものです。
2 件のコメント:
なつかしかー
家内の実家は全部この渋柿でした。
通称「とんがら柿」と呼ばれ
木が折れやすいので長い竹竿の先端をV型に割り採っていました。
タネが薄く最高の味ですね。
昭ちゃん
そちらの方ではもう誰もつくらないのかな?子どものおやつは買えば何でもある時代ですものね。
うっかり10月半ばに吊るしたりすると、最初はいい感じでも、途中からかびてしまいます。干し柿はしっかり干し上がる前の、中が柔らかい時が好きです。でも、こんなにつくって、いったいどうする気でしょうね(笑)。
とんがら柿っていい名前ですね。
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