2021年9月25日土曜日
壁づくりに着手
さて、屋根はそんな段階ですが、壁をつくりはじめました。
真壁づくりで柱を隠さないで見せる構造、断熱材をしっかり入れたいので、120ミリの柱の厚みでは足りないので、壁のところは55ミリ外に出るように枠を回します。
上の写真では真ん中の細いところが壁になるのですが、上側に1枚木を取りつけたところです。ところが、家づくりにはよくあることですが、作業の手勝手が悪いところがいっぱいあります。
ここも、脚立を正面に置きたいのですが置けません。
足元ではこうなっています。脚立を左端まで寄せたところで寄せきれないのですが、台所の排水パイプが邪魔をして、脚立を左端まで寄せられません。私は右利きですから、この脚立の上に乗っての作業はやりにくいことこの上ないわけです。
外はもっと地面が下がっているし、地盤も柔らかく、しかも斜めになっているし、足場も邪魔するしで、外に高い脚立を置くというのも、難しいものがあります。
また、端ではなく真ん中あたりでは、脚立は一応好きなところに置けますが、外が一段と低くなっているので、脚立に乗ると、高さに目がくらんでくらくらします。
外の、今ある足場を使いやすいように組み直した方がよさそうですが、足場の組み立ては力作業、私にできることではありません。
枠をつけ終わったところを外から見るとこんな感じになります。
ここに厚みが90ミリの間柱を立て、外からは本ざね加工した30ミリ厚みの壁板を貼り、その内側に断熱材を入れます。壁の断熱材は、ウールです。
2年ほど前に、材木をあらかた買っておいてよかった、コロナが影響してアメリカでの木材需要が高まり、輸出向けの木材が少なくなって日本での外材が高騰し、それにつれて国産の木材も高騰、建設業界ではウッドショックと呼ばれていますが、材木の値段は、コロナ以前の二倍から三倍になっているようです
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6 件のコメント:
本格的な工事再開、色々と学べる機会の再開でもあり、外野ながらもとても嬉しいです。
群馬の森で林業を営んでいる友人がいるのですが、ウッドショックのお陰?で、春さんの情報通り、一時は木材価格が3倍まで高騰しましたが、今は倍に落ち着いているとの事。それでも元値があまりにも安いので、明るさは無いそうです。国も国産材利用を促す事に力を入れていますが、日本の林業が補助金頼りから脱却できるのはいつになるのでしょうか。
reiさん
ありがとうございます。
ウッドショックが日本の林業に何をもたらしたのかもたらさなかったのか、今度林業に携わっている人に訊いてみたいと思います。
木材だけでなく食料も、小麦、大豆など中国と取り合いになったりしていますが、「売ってやらないよ」と言われれば、すぐにおたおたしなくてはなりません。
確かに、農業であれ林業であれ畜産業であれ、補助金によって行動を規定されている人が大半ですが、中に本気で取り組んでいる人たちもいます。でもいろいろがんじがらめですから、変えていくのは難しいですね。
真壁で断熱層の厚みを持たせるのって、本当に大変だと思います。よくあるのは、柱の厚み分にグラスウールを充填させて、外側にボードを貼るというものです。そうすると気密性も上がると聞いています。
今回の工法は大工工事が増えるし、高いウールが増えるので、そう言う意味で大変に高級な壁断熱ですよね。しかも、30ミリ?の板貼りですか!30ミリの板との間には空気層を取るのでしょうか。気になる気になる~@@@
最近頻繁に瓦会に出入りしています。いつ行っても綺麗で気持ちがいいし、だんだん、土地勘もできてきました。そして・・・、軽トラが欲しくなってきました。
春さんところは、セールで買ったとおっしゃっていたと思うのですが、本当にラッキーでしたよね。今だったら設計変更があったかも・・・?
akemifさん
手間が増えますか?母屋の方は、プレカットするときに溝を入れてもらって、木材を落とし込むというものでしたが、これも、落とし込む場所を加工したりと手間でした。今回、結構楽です。と言ってもまだ足場が悪いのですが。
外は30㎜の板張りですが、内側は13㎜の板張りです。でも、内張りまではまだまだ時間がかかりそうで、とりあえず外を決めます。
軽トラは、最初は安い中古にしたらどうですか?でも、マニュアル車が運転できなければ、あまり安いのがないかも(笑)。お弁当を食べるときでも、気軽く寄ってください。
材木は価格が落ち着くでしょうか?私のところは、材木屋の前の社長が木を買うのが好きで買いすぎて、あちこちに倉庫を借りていたほどだったのを、今の社長が整理したのを買ったので安かったのですが、それもタイミングでしたね。
でも、本実の床材など、まだ買わなくてはならないものもあります。
手間が増える⇒工事金額が高くなるので、なるべく壁断熱は柱サイズに納めたいという話を聞いていました。
最近は大工不足の対処として、大型パネルという、壁一面をサッシをはめる工程までを工場で作ってしまうというのが出てきています。合理的なのかもしれませんが、価格が安いわけではないので、今後、どこまで普及するのかなということと、設計での優先順位がパネルに支配されて変わってしまうんじゃないかということやら、吊り上げるので現場を選ぶのかなと思います。
最近、散歩をするときなど、どうしても、ギョロギョロ、家を見てしまいます。これまでより、より内部の納まりとか加工手順で気になります。そして、架構が想像できない家、箱みたいな家は、やっぱりちょっとなぁとか思います。真壁にしないまでも、架構がしっかりと想像できる家が魅力的に見えます。しっかりとした架構はイケメンで惚れ惚れします。
昭和生まれですので、マニュアルは運転できます。ただ、軽トラのマニュアルは難しいとも聞きました。できるのかなぁ。ありがとうございます、寄らせてください!鳴滝清流米で作ったおにぎりを持って、団子石峠の林道のハイキングもしてみたいなど・・・草取り以外にもやりたいことがいっぱいです♪勉強をする暇がないのが悩みです(笑)
akemifさん
そうですね。工場でつくりただ組み立てるだけの家が、いよいよ増えそうです。とくに都会では、隣近所が胡散臭そうに見るので、工期は短い方がいいとかね。手作り感はなくて、工場製品のようになるでしょう。落ち着きませんね。
伝統建築のできる大工さんは、激減しそうです。
室内は柱を見せても外は大壁の方が施工は楽ですが、外から柱が見える家を見るとホッとします。また、岡山県あたりは漆喰の外壁を、下の方は焼いた杉板でカバーしましたし、この辺りではしたみ壁というものをつくりましたが、どちらもかっこいいものです。
軽トラックは運転が簡単です(^^♪私はカンボジアにいたとき、オートマ車がないので、小型車もないので、仕方なくVANやランドクルーザーを運転しましたが、VANは大きくても視界がよくて簡単ですが、ランドクルーザーは、ボンネット(鼻づら)が高くて長い!すごく運転しづらかったです。カンボジアの田舎道は舗装してないのででこぼこでしたし(笑)。
今週から、いよいよ瓦屋さんが来てくれるそうです。
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