勇壮な、前挽大鋸(まえびおが)です。
なんちゃって、
じつはこんなに小さいのです。長さ20センチしかありません。
前挽大鋸は横挽きではなくて縦挽きの鋸ですから、こんなに小さい鋸は必要ありません。細い木だったら、鉈で割けばいいのです。
鍛冶屋さんが、自分の子どものままごと道具としてつくったのでしょうか?それとも、木挽きさんが、小さい子どもを連れて作業場に行くとき、子どもに持たせて遊ばせるためにつくってもらったのでしょうか?
ちゃんと目立てしてありますが、軽いし、子どもが持っても危ない感じはありません。
手のひらに乗るかわいらしさです。
刃の大きさ比べ。
こちらは、小さくても実用品です。
ヨーロッパの鋸、どこの国のものだったか、忘れてしまいましたが、イギリスだったかもしれません。
大工さんが使うというより、家庭で常備する鋸でしょうか、これも軽くできています。持ち手の細工が素敵です。
引いて切る日本の鋸切りと、押して切るヨーロッパの鋸切り、刃が反対方向に向いているのがわかります。
ちなみに、引いて切るのは、世界で日本だけです。
6 件のコメント:
私が戦後すぐ(昭和20・10月)
米軍基地で驚いたベスト2でカンナも同じです。
ベスト1は勿論飲まされたコークです。
昭ちゃん
私は包丁の使い方がへたくそですが、刺身くらいは引いて切りますが、あとは全部押して切ります。
カンナも電動カンナは押すし、丸鋸も押します。
大陸から鋸が伝わって、どうして引くことになったか、謎の一つですね。
すっかり騙された!と思ったら、20cmもあるってことは、右の鋸が相当大きいのですね!2度騙された感じです(笑)。
hiyocoさん
そうそう、右の鋸は巨大なのですが、この巨大さで普通です。
なんでこんなものを買ったのか、後悔しているものの一つです(笑)。邪魔くさいよね。
壁に掛けたら、落ちてきたときが大変だし、いっそ、テーブルとかに改造する手もあるけれど、刃があってつまずいたりしたら、危ないかしら?(爆)。
なんとかわいらしい!春さんどこで見つけたんですか?ちゃんと目立てまでして凝ってますね。
hattoさん
見つけたのは、ネットでですよ(笑)。東西の古いものを売っている素敵なお店で、時折刃物を見るとよだれが出て(笑)、ついつい欲しくなってしまいます。
つくった職人さんの気持ちを考えると、わくわく感が伝わってきます(^^♪
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