2025年4月10日木曜日

マタタビの使い道



マタタビで思い出すのは、先代猫のトラです。
友人Kからもらったマタタビの枝が、まだ生木のころはさして関心を示さなかったのですが、枯れてからは関心が出てきたようで、時々短く切って韓国で買った杼の中に入れてあるマタタビの枝で遊んで、あちこちに転がしていました。


このマタタビの小枝を、タマとマルに見せてみましたが、関心は示しませんでした。


そのうちの1本は、芯を抜いて織物の緯糸(よこいと)を巻いて杼に収める小管にしてあり、どこかで実際に使われていたものです。


貰ったマタタビも、穴を開けたら小管にならないかと金串を刺してみました。
曲がっているところでちょっと苦戦しましたが、通りました。生木だったらもっと簡単に貫通すると思います。


小さい穴しか開かなかったけれど、生木だったら軟らかいので、大きな穴が開くのかもしれません。


ついでに、苧がら(おがら=大麻の茎の繊維を取り除いたものにも穴を開けてみました。これは簡単、前もって穴を開けておかなくても、糸巻き器に通せば難なく穴が開くほどです。
左から2番目の竹は、もちろんもとから穴が開いています。


ちなみに、苧がらは、小管用に切ったのだけでなく、長いのまでもらっています。


小管に緯糸は巻いていませんが、杼にセットしてみました。
上の杼は今使っているもの、下の杼は昔織物を習っていた時使っていたノルウェーの杼です。







 

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