昨日、ポストには入れられない定形外の郵便を出しに行って、待っている間に、ぶらさげてある切手をぼんやり見ていたら、
林明子さんの絵が目に飛び込んできました。
わぁ、私も、息子たちも大好きだった林明子さんの絵が切手になっている!
今世紀のはじめごろから、記念切手はほとんどがシートで、大量に印刷されるようになりました。
一枚一枚集めて切手帳に並べるという、中学生のとき以来、途切れながらも続いていた切手集めの楽しさを奪われてしまったようで、すっかり関心を失って、切手集めはやめてしまった私ですが、久しぶりに、二シートも買ってしまいました。
なんてかわいいのでしょう!
シートであれば、中には気に入らないものも含まれているのが普通ですが、どれも素敵です。
『はじめてのおつかい』、『きょうはなんのひ?』
『とん ことり』、『なないろ山のひみつ』
『こんとあき』、『おててがでたよ』
『ひよこさん』、『サンタクロースとれいちゃん』
六、七年前、息子が絵本の絵を描く人をさがしていたことがありました。
「林明子はどう?」
「あの人、もう描いていない。筆を折ったらしいよ」
「えぇ、どうして?」
二十年ほどは海外ばかりに目が向いていて、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。絵本のことなど忘れはてていた私は、びっくりしました。
「さぁ、描けなくなったのかなぁ」
理由は息子も知らないようでしたが、二人で残念がったものでした。
ところが、ウィキペディアを見ると、復帰していらっしゃいました。
『ひよこさん』(こどものとも、福音館)は、2013年に、11年ぶりに描かれた絵本だそうです。よかった、また、林明子ワールドのかわいい子どもたちに逢えます。
8 件のコメント:
うゎ、嬉しい!林明子さん大好きなんです。絵本は全部持ってると思ったら『ひよこさん』知らない!病気で描けなくなっていたのは知っていましたが、復活されていたのは知らなかった。切手買わなくちゃ!
今の時代にないほのぼのとした絵ですね。
お助けガールたちはフレーベルのキンダーブックなので
そのあとの絵本でしょーか、
林義雄・天木茂晴の絵でした。
林明子さんの切手が出たのですね! 林明子の絵本は自分の子供たちの時代の絵本で、すべて含めて上手だなあ…としみじみ見ていました。こういう切手を買うと使えなくなるのです…(^^;)。
自分の時代は初山滋かな…?
のらさん
のらさんも好きだったのですね。
そして、すごい、本全部持っているんだ!
私は子どもの小さいころは一緒に絵本を楽しみましたが、そのうち一緒に漫画を楽しんで、そのうち赤川次郎や筒井康隆を楽しんで、そのうちガルシア・マルケスの『百年の孤独』なんかを楽しんで、要するに子供に影響されっぱなしでした(笑)。
林明子さんの本は3冊くらいしか持っていませんでしたが、さっそく昨日、Amazonで注文しました。影響されやすいんですね(笑)。
切手は宝物になりますよ(^^♪もっと買いに行こうかしら?
昭ちゃん
林義雄は、私の妹の時代(笑)、天木茂晴は全然知りませんでした。
あとキンダーブックは、黒崎義介、武井武雄、karatさんのコメントにある初山滋なんかでしたね。
林明子さんのデビューは福音館書店の月刊『こどものとも』だと思います。当時、福音館の月刊誌『こどものとも』も『かがくのとも』も画期的でした。いまでも、『たくさんのふしぎ』は、子どももいないけれど、定期購読しています(^^♪
karatさん
私も一シート使って一シート取っておこうと思いましたが、もっと欲しくなっています。でも取っておいてどうするんだという、心の声もあるし(笑)、全部取っておきたいという気持ちもあるし。
林明子さんの絵は、表情はもちろん、指の先とか、後姿とか、小さい子のかわいい特徴が全部描かれていて、何とも言えない雰囲気です。
武井武雄や初山滋、それから瀬川康男も好きだけれど、それとはなんか別の「好きさ」ですね。
私も明日,買いに行かなくちゃ。
まさか、復活されていたとは知りませんでした!
mmerianさん
Amazonで見たら、林明子さんは私の知らない絵本をたくさんたくさん描かれていました。ずっと注目していたわけではないので知らなくて当然でしたが、びっくりしました。さらにびっくりするのは、「全部持っている」のらさんでした(笑)。さすがでした。
確か、5月27日発売でしたから、まだ手に入りますよ(^^♪
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