このところ、ひたすら、作業棟のホールの扉をつくり続けています。
余っていた材を使っていて、建具用の材ではないので、木目も詰んでなければ、節もたくさんあります。
虫も喰っていれば、割れ目も入っています。
たぶん、乾燥させているうちに、細くなりすぎたり、割れが入って梁として使うには強度的に劣ったりしたので、ほかの材を使ったのかもしれません。そのあたり、すっかり忘れています。
扉は8枚ですから、縦材が8×2で16枚、横材は8×3枚で24枚。合計で40枚です。
この材木を、八溝山で伐っていただいたのは2011年の地震の直前でしたから、もうすっかり乾燥しているはずですが、重い材と軽い材があります。
それをひたすら加工しています。
扉の上の横材には、吊り戸にするための加工をしました。
もっと簡単に吊ることができますが、隙間が空きすぎて、風や虫が入ってくるので、できるだけ隙間を開けないようにするために、こんな細工になりました。
この穴に指を入れて、ナットを閉めるのです。机上での作業はそう難しいものではありませんが、吊り金具はすでにセットしてあります。
吊り金具をレールから外すことはできますが、大きな扉をつけてからだと、その扉を入れることができません。そのためこんな細工をしておいて、扉を立ててから上を向いて作業することになります。
扉の高さは、隙間を小さくするために下端もギリギリですから、いずれ扉を入れるときは、四苦八苦するものと思われます。
さて、手持ちのクランプをバラバラにしました。
というのも、クランプはパイプの長さが110センチのものと、138センチのものしか持っていなかったので、
200センチのパイプだけを買い、それに、手持ちの金具を装着することにしたのです。
下は板張り、上は後からガラスを入れます。
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