先日の骨董市で、親方の店にオイルポットがありました。
ガソリンスタンドで、オイルを注入するときのポットだと思ったのですが、においをかいでみても、油の匂いはしません。帰ってからごしごしと洗ってみたのですが、やっぱり油の匂いは全くしませんでした。
ほかの目的に使われていたということが、あるでしょうか?
デッドストックとは思われないし.....。
わりと厚めのブリキで、接合部分など、とても丁寧につくってあります。
結びつけられていた紐がヤシの繊維でつくられていたので、ポットは東南アジアのものと思われます。
インドネシア製と見ましたが、どうでしょう?
形からして、タイ製でないことは確か、カンボジアのブリキ屋さんでは、オイルポットをつくっているのは見たことがないけれど、ちょっと雰囲気が違うかなぁ。
ブリキの厚みから、マレーシア製でもないので、インドネシア製と目星をつけてみましたが、これまでブリキ製品を見たことのないヴェトナム製の可能性も、ないわけではありません。
ただ、アルミ製品など、ほかの金属加工を見た限りでは、ヴェトナムでは、もっと薄いブリキでつくるのではないかという気がします。
タイでは、1990年代には、都会だけでなく田舎のガソリンスタンドでも、すでにプラスティック製のオイルポットを使っていましたが、形はブリキのオイルポットとまったく同じでした。
ガソリンスタンドオイルポットだけでなく、機械油入れ、灯明用油入れ、食用油入れなどなど、どれもおもしろくて、ついつい関心を持ってしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿