2018年6月8日金曜日

栗郷


いま八郷は、どこもかしこも栗の花盛りです。


「栗の木がこんなにあったっけ?」
畑地の放棄は進む一方ですが、聞くところによると、栗の木を植えると補助金が出るとか。


それが栗畑の増えている理由かもしれません。


果実畑は、梨、ブドウ、柿、リンゴなどなど、丈を低くした矮性づくりばかりですが、栗は熟れたのを手で採る必要がない、落ちたのを拾えばいいので、ほかの果物に比べて、木の剪定がそうシビアではなくて、かなり手間いらずです。


そこも、人気の一端かもしれません。
栗の木は虫にやられやすく、品種改良が日進月歩で大きくて甘いものが次々とつくられている、わりとすぐ実が生るなどの理由から、古木は少なく、若木が目立つのが特徴です。
  

茨城県は栗の生産では日本一、全国の約23パーセント、約3,740トンを生産しています。
聞くところによると、栗の町として有名な長野県小布施の栗加工品にも、ずいぶん茨城の栗が使われているようです。





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