主催するのは、地域通貨「さとのわ」などで親しくしているの人たちで、我が家はただ場所をお貸しするだけ、それなのに、ちょっと忙しい日々を送っています。
このお話があったのは、まだ寒いころでした。
私たちは、我が家を使いたいという申し出に、「おもしろそう!」と乗ったものの、まだ作業棟は二階もホールも未完成で、ホールは床も張っていなくて、材木などたくさんの材料を、所狭しと置いてありました。
でも、数か月あればなんとかなると思ったし、最悪、ホールの床さえ張れていれば、扉はなくてもシートを張り巡らせば映画は見られるじゃないのと開き直り、作業の優先準備を決めて、粛々と仕事をしてきました。
夫が連日、肩に湿布を貼りながら、一人で頑張って張りました。その間、私は二階の部屋の収納、窓、扉などをつくってきました。
ホールの床は、もうアルコーブ部分が残っているだけですが、そこは短く切って張るので簡単です。
そして、乾燥させた足場板は使いきったので、残りの材を一日でも長く乾燥させてから使おうと、ここを張るのは後回しにしています。
使うのは作業棟建設のために注文した梁材です。上棟の前に、再度木拾いしてみたら寸法が合わない材が出てきたので、新たに数本購入し、寸法の違った材はとってありました。それを薄く挽いて、扉の枠材として揃えます。
万能木工機についている縦挽きの鋸を使うと、鋸刃の直径が大きいので一度で切ることができますが、手で重い材を押したり引いたりするので狂いが出やすいし、なにより一人ではできないので、テーブルソーを使います。
テーブルソーでは切れるのは厚さ7センチまで、12センチの材なので、表から裏からと二度挽いて板にしています。
扉は南北4枚ずつ、計8枚の扉の枠は、縦材が16枚、横材が24枚必要なので、それを揃え終わったら、実はそれからが扉づくりなのですが、半分以上できた気分になるかもしれません。
扉は吊り戸で、上半分にガラスを嵌め、下半分は木でつくります。
映画の前売り券はもう売り切れたそうです。赤ちゃんや幼児連れの人は、ホールではなくて、母屋の居間で鑑賞します。当日、雨が降らないといいのですが。
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