2018年12月21日金曜日

MYニャン太ブーム

12月のはじめに、日本招猫倶楽部の板東寛司+荒川千尋夫妻のご訪問があったことにより、埋火がかき起こされるように、招き猫の火がちょっとだけ燃えあがりました。
久しぶりにヤフーオークションの招き猫を覗いてみたりしたのです。
ところが、欲しいと思うような猫は手が出るどころの話ではなく、身体に悪いだけ、対象をフジカラーのニャン太だけに絞ってみました。


200円即決、定形外で発送、これなら文句がありません。


「ニャンピカライト」の箱には「おかげさまで25周年、一枚の写真から」とあり、「復刻」の文字もありました。
フジカラーの現像店が町角のどこにでもあった頃、どの店も同じようなフランチャイズ店だと思っていましたが、この「ニャンピカライト」を復刻したパレットプラザは、当時はフジカラーの系列店で、現在では独立した存在の、ネットプリント店(印刷屋)のようです。
というわけで、「おかげさまで25周年、一枚の写真から」は、フジカラーの25周年ではなくて、パレットプラザの25周年なのかもしれません。


だから、1990年代後半(たぶん)に、数ある現像店の中で、店先にニャン太の大きな像が立っていた店だけが、パレットプラザの系列店だったのでしょう。
まったく知りませんでした。
それにしても、大きくしたニャン太のプロポーションは貯金箱サイズのニャン太と全然違います。この大きさで二頭身(二頭身以下)にしたら、頭でっかちで気持ち悪いのかもしれませんが、街角のニャン太は、足や手が大きすぎて、そうかわいくないものでした。


箱を開くとこの耳。


前から持っている、オリジナルのニャン太(右)と比べてみます。
復刻版は心持ち大きくつくられていて、口のあたりもちょっと違います。そして台の文字、当時はパレットプラザを売りにしたいところでしたが、今(といってもいつごろかは不明)はニャン太を売りにしたいのでしょう。


ニャンピカライトは、底に単三の電池を二つ入れ、頭を押すと灯がともりました。そして、頭をもう一度押すと灯が消えます。
  

オリジナルのニャン太は、前の持ち主が電池を入れっぱなしで忘れていたらしく、電池を入れるところが錆びていて使うことができず、ライトかどうかも知りませんでしたが、これで機能が判明です。


さて、季節柄がよいというか、サンタクロース姿のニャン太も、競争者なしで落札しました。
届いたら、段ボール箱がやけに大きくて、開くと箱が二つ入っていました。
?????


サンタクロースニャン太の箱だけでなく、一年生ニャン太の箱まででてきました。
一年生の方をまず開けて見ると、「おまけです。色が剥げています」と書いた紙が入っていました。


わぁ、どうしたのニャン太!
ブレザーの深緑色だけ剥がれ落ち、指でこすっても色が落ちて、落ちた色のかけらが散らばります。


深緑色だけ剥げて、他の色は全く問題ありません。塗るときに、塗料の調合が悪かったのかもしれません。
以前持っていた一年生のニャン太は、3.11で割れてしまいました。
ともあれ、思いがけず一年生のニャン太が戻ってきたのを喜び、色もいずれ塗りなおしてやりましょう。


そして、サンタクロースのニャン太。
こちらも、クリスマスツリーに暗緑色を使っていますが、もちろん剥げたりしていません。


というわけで、MYニャン太ブームは、ニャンピカライト、ニャンタクロース、一ニャン生と、三匹ものニャン太を捕獲して終了しました。






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

こんなにハゲハゲでも喜んでくれる春さんのところへやって来た一年生ニャン太は本当にラッキーでしたね!

さんのコメント...

hiyocoさん
ニャン太を見ると、20世紀を思い出しません?(笑)
町角のデカいニャン太、狭い店の棚に飾ってある貯金箱のニャン太、写真屋さんはどこも間口が小さかったですね。
仕事柄しょっちゅう写真屋に行っていました。写真は拡大しないでべたで焼いてもらったのもつくって、ネガと一緒にファイルに収めて、それでもたまって、整理に困りました。どの写真がどこにあるのかわからなくなったりして(笑)。懐かしいです。でも今見返すとろくな写真がありません(笑)。
ニャン太には思い出も詰まっているのですよ(^^♪