2022年2月19日土曜日

また、窓


窓枠は外からはめてビス留めします。
外はビスではなく釘を打つようにと釘が付属していますが、それでは手直ししようと思っても抜けなくて、困ります。サッシ屋さんは防犯のことを考えているのかと思いますが、泥棒がわざわざ壁を取り外してから窓枠のビスを取って窓ごと外すなどということは起こりえないので、釘ではなくビスを使っています。


窓サッシには、躯体に留めるためにところどころに釘穴を開けた、幅3センチ弱の平らな部分があります。それを覆うように額縁を回すのですが、その下は金属になっているので、横から斜めにビスを打って留めるなどということはできません。


額縁は、まず3本の材を「コの字」に留めたもの、それもできないところでは2本を「くの字」に留めたものを窓の上に引っかけ、2本だけの場合は、現場で3本目を留めます。額縁は両脇は10センチずつ下に伸ばしています。その間に4本目の材を入れ、窓下ぴったりに当てて、両脇からビス留めしたら出来上がりです。そのビスは、壁材で隠れます。
窓枠は、壁から45ミリ前に出たところで、外にちょっと折れ曲がっているので、額縁はその下に収まるようにつくっています。だから、鉢巻きしているだけで、躯体には留めてないけれどしっかり留まります。
額縁をつくり終えたら、額の下から下へと壁を張り、窓下の隙間も塞ぎ、窓の両脇も細い材を上へと張って仕上げます。


写真は10日前の窓置き場の様子ですが、


今はドアと、居間の引き違い戸を残すのみとなっています。
引き違い戸の場合は、当たり前ですが、枠とガラス窓は別になっていて、まず枠を取りつけます。枠がちゃんと長方形になってないと、窓を開け閉めすることはできません。

3か月だけ借りるつもりだった足場は1年も借りてしまいましたが、そろそろ取り払う時期が近づいてきました。





 

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