私が小さいころ、鉛筆入れは、「筆箱」と呼んでいました。筆を入れていないのに。
もっとも、字を書く道具の総称は、今でも「筆」と言うのでしょうか。万年筆にも、ペンですが「筆」という字がついていますから。
筆箱を、毎日持ち歩いていたときは、布製で、ファスナーのついたものを使っていました。でも、持って歩かないなら、箱型の筆箱の方が重宝します。
夫はペン立て派で、ペン立てをいくつも並べて、筆記用具だけでなく、スクリュードライバーやラジオペンチまで立てています。
でも、私は筆箱派です。筆記用具は筆箱に入れて、デスクに一つ、食卓の近くに一つ置いています。
デスクでは、長いあいだ羊羹の紙の空き箱を使っていましたが、最近大きめのブリキの箱に替えました。
残りの箱は、引き出しの中で、役立っています。
チューインガムの箱は、鋏入れに、
トフィーの箱には安全ピンが、うさぎ模様の筆箱には、白地図を塗るための、いろいろな緑色のペンが入っています。緑色のペンは、長いあいだ使っていないので、もうだめになっているかもしれません。
左の、手にしっとりなじむ打ち出しの箱には、爪切りや耳かきが入っています。
カンボジアのシェムレアップで買ったこの箱は、一番のお気に入りです。
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