インドネシアのバリ島の人々は、毎日、椰子の葉や花びらで、すてきな捧げ物をつくり、神様にお供えします。
バリだけでなく、東南アジア諸国の人々は、ココヤシ、ニッパヤシ、パルメラヤシ、アダンなどで素敵なマットや籠、お菓子の包み、おもちゃなどつくりますが、一番頻繁に、しかもバラエティーにとんだものをつくっているのは、バリの人ではないでしょうか。
この人形は、豊作祈願のおり、田んぼの神様にお供えする人形のミニチュアだと思います。椰子の葉に色を塗り、切ったり、編んだり、縫ったりしてつくってあります。
30年ほど前、デンパサールの市場で見つけました。
背中からみると、縫ってある様子がわかります。
そして、同じ時に買った男性の人形は、物語の主人公か、王様でしょうか。
豪華な衣装で飾り立てています。
背中から見ても雰囲気があります。
そして、頭物(かぶりもの)の豪華なこと!
二体揃うと、まるで、バリ版のお雛さまのようです。
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