これは、古い長屋を建て替えて、シェアオフィスにした「WASHITA MINO」です。
間口の広い建物に入り、裏庭からの景色。奥に見えているのは、改築されないで残っている長屋で、確か11軒長屋の8軒分を建て替えたとのことでした。
シェアオフィスとして使ったり、保育園留学の親子が泊まれたり、保育園留学に一緒に来た親が施設をオフィスとして使ったりできます。
それにしても、名前はなんでも横文字にすればいいという風潮にはついて行けませんが、日本人の、そして時代の限界でしょうか。
余談ですが、霞ケ浦のほとりの素敵なカフェ、フランス語の名前が覚えられなくて、二度と行くことができません。
大きな蔵は補強しながらも梁などを残し、美濃和紙をふんだんに使って照明し、
各種和紙やお隣の町関市の刃物などが売られていました。
蔵の奥には、明治のころに建てられたという建物があり、4つ(だったかな?)に仕切って、ホテル空間になっていました。
お茶室などもあり、縁側には鵜籠の鬼頭さんが再生したという、電灯の笠が使われていました。夜は影が天井に映ってとてもきれいだそう、野地板には杉のへぎ板が縦に使われ、垂木は丸棒でした。垂木が丸棒なら、「めんど」はどうなっているんだろう?そんなことが気になった私でした。
欄間は何と呼んだかしら、木が交互に縦桟になっていて、ずらすと風取りになります。我が家の萩の戸と同じ原理です。
客室の中には、「金庫蔵」を改造した部屋もありました。誰が泊まろうと思うのか、大判小判が押し寄せてくる夢を見そうな部屋でした。
これが金庫蔵の客室の寝室です。
そして、寝室の前の、くつろぐ部屋です。
ほかの部屋はきゃしゃなつくりでしたが、さすがにここは頑丈につくられていました。
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