友人の須知大さんに、
ヨーグルトの壺の台をつくっていただきました。それが昨日できあがってきました。
博物館ではあるまいし、陳列用の台でもないのですが、ヨーグルトの壺が、立つには立ってもあまりにも不安定なのでつくっていただきました。
人が容器を外に置くことを考えたとき、底が平らより尖って土に突き刺す方が安定した時代は古代だけでなく、思ったより長く続いていたのでしょう。
それにしても、こんな壺を並べて山羊の乳でヨーグルトをつくったなんて、乳搾りはどんなに大変で、しかし、一家総出で楽しかったかと、思いを巡らせてしまいます。
台は重くて、安定感があります。
ついでに、須知さんのつくったものを紹介、花台です。
空気を額縁のように切り取るところが須知さんらしい発想で、我が家を訪れる人たちにも好評です。
須知さんの椅子。
若葉をイメージしたものだったと思います。
十年ほど前、八郷の椅子展に出展されていたもので、顔見知りだった須知さんのつくった「もの」との、初めての出逢いでした。
背もたれは体重をかけるとしなりますし、座面も小さいのですが、座り心地は悪くありません。
私の考えるよい椅子とは、①姿がいい、②小さい、③背筋を伸ばして座れる、です。ところが夫の考えるよい椅子とは、①姿がいい、②どかっと深く座れる、③肘掛けがついている、ですから、これは、どちらjかと言えば、私専用の椅子です。
4 件のコメント:
春さんありがとうございます。お手数掛けました。これでよくわかります。なんだか、すごく印象に残っていた素敵な作品でしたので!紹介していただいたブログのほうもゆっくりみせていただきます!
hattoさん
須知さんは、素敵ですよ。ただ、約束の時間にはなかなか間に合わないという欠点がありますが(笑)。ネットで発信とかもあやさんまかせ(笑)。
フェイスブックもありますよ。かしゃまとは、古い貨車をつかったギャラリーが笠間にあるので、かしゃとかさまとを引っかけて「かしゃま」です。
春さん、色々教えていただいてありがとう。須知大さんという名前で検索して早速覗かせてもらいました。作品、ほんとにいいですね!どれも私の好きなものでした。お値段は掲載されてなくて気になるところですが(笑)。カラーの(花の)ような形をした錆朽ちている状態の作品は、形をつくってから錆させたのでしょうね。あれ、作ってみたいです。なんだか、創作意欲のそそられる鉄作品がずらっと並んでいました。錆朽ちたトタンを集めていたので、ちょっと自分で実験的につくってみます。ワクワクです、ありがと~。
hattoさん
私も見てみました。いろいろありましたね。画像で検索したら、家の猫のトラまで出てきました(笑)。
須知さんは造形力も素晴らしいのですが、もともと木工をやってから鉄を学ばれたので、異材質を組み合わせた時、取り合いに全く破たんがありません。
普通の人は、だいたい失敗していますよ(笑)。
穴の開いたトタン、楽しんでください。
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