2017年7月13日木曜日

飾り棚の住人


昨年つくった、土間入り口の飾り棚です。
しばらく前に、karatさんが、「棚に飾っているものは何?」と訊いてくださったので、中には以前紹介したものもあるのですが、順次紹介してみたいと思います。
昔から、こまごまと集めていたものたちで、1980年代からずっと飾り続けていた小さな仕切りの棚(古い棚は、もらわれて行きました)の住人たちです。


まずは、一番左の棚から。
 

プラスティック片やビーズ、鎖などを貼りつけた鶏は、古い友人のNさんにいただいたものです。
まだまだ、海外からのものが珍しかったころ、Nさんは会うたびに、私の好きそうなものをくださいました。どこの国のものかわかりません。



このペイントした石は、もしかしたら夫のお土産だったでしょうか。
エスキモーのような、毛皮でつくった防寒着を着た人が、魚を持っている絵が描かれています。


インドの木彫りは、塗っている胡粉のような塗料のせいか、必ずはげはげになってしまいます。
汚らしいけれど、捨てられません。


タイを離れるとき、Oさんにいただいた、骨製の象。


干支の動物たちは、夫の母のものだったのか、私のものだったのか、覚えていません。

夫の母は、きれいな紙箱やリボンなどもすぐ捨てる、明治の人にしては驚くほどさっぱりした人でした。
そんな母でしたが、小さいものだけは好きだったので、息子たちの家族やその孫たちが、旅先で見つけてはお土産にしていました。そんなもののひとつかもしれません。
うさぎは神奈川県葉山町の森戸大明神の、ねずみは和歌山県田辺市の熊野本宮大社の授与品です。


京都嵯峨野のふくらすずめ。
精巧な作りが素晴らしく、京都に行くたびに寄りたくなる窯元でした。


東京亀戸天神のウソ。
鷽替えはたしか一年に一日だけだったので、行きたいと思いながら何年も行けませんでした。


これは、夫の母が遺したものです。
誰かのお土産だったのでしょう。


1983年、スコットランドでつくられたものです。


この俵牛はどこのもの?
小さいのに、よくできた牛です。





2 件のコメント:

karat さんのコメント...

おー、ありがとうございます。じょじょに、全部見られるわけですねっ!

さんのコメント...

karatさん
そう期待しないでください。ただ、大きさが同じくらいのもの、というわけで集まっっているものたちですから。
棚と入れるものの大きさ、結構大切です。もっと小さいものたちはもっと小さい棚に住んでいます。大きいものは、もともと入れませんしね(笑)。