小さなスプーンが、ミッフィーも含めてたった2本になってしまってから1か月余り、何故だかさらに1本消えて、ミッフィー1本だけになるという非常事態が起きました。
カップのアイスクリームは木の匙ではなかなか食べられません。家には、私の買っておいたアイスクリームを勝手に食べてしまった人がいますが、その人とスプーンの紛失の関係はわかりません。
しかし、この事態を何とかしなくてはならなくなり、ネットで12本セットのスプーンを見つけて買いました。
なくなってしまったのは夫の母が使っていたスプーンと、デンマークのカイ・ボイスンがデザインしたスプーンでした。
こんなに消えていくものに、贅沢は言っていられません。カイ・ボイスンのスプーン1本分の値段で12本も買えるスプーンにしました。
持つところは艶消し、スプーンの部分は光沢仕上げになっています。
これは持つところは滑りにくくして、すくう部分は滑りやすくつくったという、日本的な忖度の上にできたものらしく、ちょっとばかり(だいぶ?)へんてこりんですが、三条製で、品質は悪くありません。
ちなみに、カイ・ボイスンのカトラリーは、同じデザインで艶消しか、光沢かを選べました。
1965年にフィンランドに渡った照明デザイナーの石井幹子さんが、フィンランドに行って驚いたのは、どの店にもデザインの優れたものしか置いていない、したがってどの家庭の何を見ても調和がとれていて美しいと書いてあったのを、今でも忘れられません。当時も今も、日本には、家には置きたくないような材質、形、色のものがあふれています。
ただ日本のよいところは、値段が安いものの中にも、家にあっても嫌ではないものも、ないわけではないところです。北欧に暮らす人だと、デザインはよいけれど安く手に入るものは、あまりないかと思われます。
毎日使うものですから、一安心です。
8 件のコメント:
春姐さん絶対無くならない、無くなる訳がないものが
この小さい部屋の中でしばしば起こります
その時私は全部宇宙人のせいにしています案外身近にいるようですね。
昭ちゃん
そうそう、宇宙人のせいですよ(^^♪もしかしたら猫のせいかもしれません(笑)。
昔はネズミなんかが、いろんなものを運んで行ったかもしれないですね。
私は何か見えなくなるとたいてい夫のせいにして、「またちゃんと返してない」なんて騒ぎますが、じつは自分のせいのこともありますよ(笑)。
連続スプーン失踪事件、今後の展開が楽しみです^_^
続編のハサミ失踪事件もまだまだ続いてほしいです。
akemifujimaさん
はさみ失踪事件は終わってますよ(笑)。
スプーンの方はどうなりますやら。とにかく補充したので、びくびく暮らさなくてもよくなりました(笑)。
ビクビクしなくて良くなった…
これは男性にはわからない心情かも!
裏返しに女性にはわからない心情があるんだろうなって思います。
akemifujimaさん
うぅん、どうなんでしょう。夫は役に立たないもの(壊れたチェーンソーとか、使わないサッシ窓とか)を、「いつか役に立つ」と、捨てませんが、私は捨ててすっきりしたいと思います。
また、夫はプリンターのインクをストックせず、なくなってから買いに出かけますが(私は印刷はしない)、トイレットペーパーとか食器洗いのスポンジ、せっけんなど私が補充の責任を持っているものは、優に一年は持つくらいまとめ買いしています(笑)。
ただの性格の違いでしょうかね?
なるほど、性格…
買うことと捨てること。それぞれに性格が良く出ますよね。先日、ほぼ同い年の友人が卒業アルバムを捨てたと言ってました。いさぎよい性格なのだと思います^_^
akemifujimaさん
先日、確かラジオで卒業アルバムを捨てるかどうかが話題になっていました。捨てないまでも、たいていの人が親の家に放置しているようでした(笑)。
私の祖父の時代でしたら、卒業写真も後世の人間がながめる価値がありますが、私らの時代以降、本人以外には確かにあまり意味がありませんね。
ちなみに、要らないと言いながら息子たちが残している卒業アルバム、我が家に預かっています(笑)。
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