刈り払い機は、丸い刃のものと紐刃のものと2つ使っています。
刃先だけ取り換えればいいのだから、機械は一つでよさそうなものですが、両方を頻繁に使いたいのでそうもいきません。
紐刃をつけていた、古い刈り払い機のエンジンがかからなくなったので修理してもらい、受け取って帰ってもエンジンがかからないのでもう一度持って行くと、
「ゆっくり引っ張ってもかからないから、素早く引っ張らなきゃダメ」
と言われて、かかるのを確認、持ち帰りました。
ところが、修理屋さんが紐を引っ張ると一発でかかるのに、私では、どんなに素早く引っ張っても始動することができず、夫でもかからず、息子にやってもらうと、何度も試みてやっとかかるという始末、それで2度ほど使いましたがなんとも不便で、とうとう新しい刈り払い機を買ってしまったのでした。
ネットで買ったのですが、今回、初めてクラッチハウジング(頭)とメインパイプがつながってなくて、別々の箱で送られてきました。
自分でパイプをつなげるだけでなく、スイッチコードもつながなくてはならず、本当に動くのかどうか、自信が持てません。刈り払い機は長いので、クラッチハウジングが別に梱包されていると、確かに発送には便利だとは思いましたが(腕はもともと組み立て式)、みんな簡単に組み立てられるのかしら?
「つなげた!」
とくにスイッチコードのつなぎが細かい作業で手間取り、やっと組みあがって動かしてみたら、不完全だったのか、スイッチを切ろうとしても止まりません。どうやっても止まらないものを、動いているままつなぎなおしたら、やっとのことで止めることができました。やれやれ、接合が不完全だったようでした。
最近の刈り払い機はタンクの容量を小さくして、長時間労働ができないようにしています。以前は1時間以上連続で使えたものが、新しい機種では30分くらいで1タンクの燃料がなくなるので、必ず中断することになります。また、取説には「1日2時間以上は、使わないようにしましょう」と書いてあります。
「なんで、電池式のを買わなかったの? 今じゃ電池も18Vだけじゃなくて、40Vのもできてるよ」
と息子。
確かに、ネットで燃料式の刈り払い機を検索したのに、冒頭に出てきたのは充電式の機種でした。
「まだ、エンジン式の方が好きなの。でも充電式もずいぶんよくなってるみたいね。とにかく充電式は始動が楽だからねぇ」
もう、これ以上刈り払い機を買うことはないかもしれませんが、次に買うことがあったら、充電式にしようと思っています。そのころはもっと良くなっていることでしょう。
チェーンソーもブロワーも、紐を引いてエンジンをかけるタイプはかかりにくくて、充電式のしか使っていない今日この頃ですから。

7 件のコメント:
エンジンの肩掛け式を使いこなすとはさすがです。
私は近年はScythe(サイス)と呼ぶ西洋大鎌を使っています。肩掛け式も使うのですが音と排気ガスが苦手で。
サイスは最初イギリスで買ったのですけど、あの外見ですから税関を通るかどきどきしたことを思い出します。
混合燃料や刃を買う必要もなく、慣れると肩掛け式よりも早く刈れるのですが、最近はマキタの18V充電式のヘッジトリマが草刈りにも使えると聞いて興味津々です。
ブログの情報量の多さに圧倒されます。以前の記事へのコメント、失礼しました。
かきつばた
かきつばたさん
サイスは知りませんでした。法面を刈っている動画を見ましたが、楽そうですね。
刈り払い機はマキタ18V電池1つだけのも持っていて、時折使っていますが、なんとなく物足りなく感じて刈った気がしません。タンク式だと達成感があります(笑)。
ただ、燃料式の刈り払い機の我が家での収納方法(タンクが上)を考えると一度タンクに燃料を入れたらその分は使い切らなくてはならないので、最近はおっくうになって、その点充電式はいいですね。
マキタの充電式ヘッジトリマーも持っています。やはり最初は力不足な気がして、従来のコード式のトリマーをよく使っていましたが、延長コードをつなぐのが面倒だし、しかもコードを何回もトリマーで切っているので(笑)、最近は充電式の出番が多くなっています。
今は、マキタ全盛の感がありますね。
春さん
マキタは電子レンジやコーヒーメーカーまであるとか。
柄付ヘッジトリマーでの草刈りは、40Vではなく18Vの三面研磨刃という製品でなければならないそうで、さらに他の刈り払い機から両手ハンドルを移植しなければならないそうですが、動画を見ると非常に速い刈り払いで驚きました。
充電器具は何年かすると劣化したり、バッテリーの規格が変わったりして使えなくなるため、昔の道具と違って器具自体が消耗品なのかもしれません。唐箕のように百年経っても使えるとはならないとすると、未来の民俗資料館は少し寂しいものになりますね。
刈り払い機やエンジンブロワーなどは私の家では水平に置いていますし、他所では刃を上にして保管していることが多いように思いますが、刃を下にしてしまっているというのには何か理由があるのでしょうか。
かきつばた
かきつばたさん
手の道具には愛着が持てますが、電動道具は使い捨ての感は否めませんね。民俗資料館で鑑賞に堪えられるものがあるのかしら?でも、初期のまん丸の洗濯機なんてかわいいけれど(笑)。
インパクトドライバーも、最初はナショナルが飛びぬけていました。そして、日立、マキタへと変わってきました。将来もっと軽くて力が強いものも開発されるかもしれません。
置き場の件、最近の画像がありません。階段のところは閉じてしまったし、刈り払い機も3台あるので感じは違いますが、こんな感じです(https://koharu2009.blogspot.com/2016/08/blog-post_26.html)。
春さん
洗濯機の指摘で思いましたが照明などは100年くらいは使われることもありますから電気製品でもよく作られたものは残るかもしれませんね。海外ではもう現役では使っていない古いトラクターやブルドーザーをピカピカに磨いて動かしているイベントもあり素敵なデザインでした。
インパクトドライバー、私のはパナソニックで、もう12V純正電池は売っていませんがまだ使えるので時々使っています。ナショナルは昔はベンジン懐炉や懐中電灯などニッチな製品も作っていましたが、いつからか事業を切り捨てるのも早くなり電動工具もかつての勢いがないように感じます。
刈り払い機の壁掛けで刃を下にしているのはやはり初めて見ました。こちらでは壁掛けでも刃を上にして掛けている人が多いものですから。それにしても立派な柱材ですね。
かきつばた
かきつばたさん
当時はもうナショナルではなくてパナソニックでしたかね。確か、あの会社が画期的なインパクトドライバーを開発しました。
刈り払い機は刃を上にして収納する方法は見つからなかったのだけど、ホームセンターなどみんな刃が上かしら、今度見てみますが、我が家は充電式のものまで刃を下にしています。
古いトラクターを走らせるなんてすごいですね。
工業製品の古いものにはさして関心がありませんが、バスの赤字路線など、せめて形だけでもボンネット型で部品に木なども使ったバスを走らせれば、子ども連れやオタクも乗りに集まってくるのでいい効果があるんじゃないのか、田舎道をボンネットバスが走っているのは素敵なのに、とは思ってしまいます。
春さん
刈り払い機の上下は気になさらないでください。刃を下にすると給油口が上を向いて、もしかして安全なのかなと疑問に思ってお聞きしたものです。
ボンネットバスは私のところの比較的近くでは現役です。松川温泉という山あいの温泉地に向かう路線バスなのですが、観光客向けのパフォーマンスというより、程よい大きさと全輪駆動による雪道の走行能力で使われ続けているようです。乗客は多くないようでいつまで路線そのものが維持されるか気になっていました。
かきつばた
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