2020年8月26日水曜日

湿気取り小僧

我が家は谷沿いでもないので、そう湿気ることはないのですが、それでも梅雨時には、テーブルの上や古い民具などがかびてしまいます。


特に木工品、ひょうたん、使っていた土器などは、梅雨時になると、何年も何十年もかび続けます。とうとうかびでぼろぼろになった、ミルク入れのひょうたんもありました。
テーブルもそうですが、しみ込んでいる脂分、手垢などでもかびるようです。


仮設のゲストハウスには押し入れがあり、梅雨時などは風通しがいいようにふすまを開けっぱなしにしているのですが、ちょっと湿気てしまうので、湿気取りを使っています。サラサラのものが、湿気を吸うと水になります。
その時、窓を開けて風通しを良くして湿気取りを置くか、それとも窓を閉めて置くか迷うところです。窓を開けておけば、次々と外気が入ってくるので、湿気をとってもとってもやってくる、無駄なような気もするのですが、閉めきるにも抵抗があります。


さて、生活空間である母屋で、梅雨時にかびるテーブル、台所の調理台の下の扉、そしていくつかの古い民具などは、その都度濡れ雑巾で拭いたり、洗えるものは洗ってぞうきんで拭いたりしますが、何かいい手はないかと思っていたとき見つけたのが、珪藻土と炭とリサイクルアッシュ(灰)を混ぜてつくった湿気取りです。ある程度湿気を吸ったら、お陽さまで乾かせばいいのです。
ある程度ってどのくらい?
湿気る季節もあれば、乾燥する季節もあります。約100グラムですから、目方を計ってお陽さまにあてればいいのです。

木造住宅を設計している友人は、壁を薄く塗る珪藻土とは名ばかりで、珪藻土がちょっと入っている化学物質だと言います。これの珪藻土だって、「使用素材」は自然のものと書いてあるけれど、「素材」以外に接着剤などは使っているはずです。
そして、これを使うことによってこれからかびなくなるとは思えませんが、少しは役立つかもしれません。


玄関にこんな風に置いても、ほぼ目立ちませんが、


魚は中が空洞ですから、


魚の中に入れてしまうこともできます。


クローゼットにも置いています。


そして、居間にも。





 

2 件のコメント:

hatto さんのコメント...

生えたカビを除去し風通しの良い場所で干して乾燥後アルコール消毒、最後にまた乾燥...をしてみたらどうでしょうか?骨董のタンス引出しなども同じ様にしてふき取ると臭いも消えるのですが...。

さんのコメント...

hattoさん
ありがとうございます。そうか、アルコールという手がありましたね。いつも水拭きだけでしたが、やってみます。
魚と並んでいる枕もカビの生えやすいもの、一番左のは今年も、青い黄な粉をまぶしつけたわらび餅のようになっていました(笑)。