2020年8月30日日曜日

内側のパネルを設置しています


暑いので、工事はそう進みませんが、お風呂やお手洗いなどの水回りのパネルを置いてみると、全体像がちょっと見えてきました。

何もないところにパネルを立てるのでとにかく位置や高さが狂わないようにしようと、長方形の箱を、狂わずにつくることを優先させましたが、コンクリート打ちの回数を少なくするため、水回りもちょっと離してつくり、後でつなげます。


ところで、水回りのパネルを固定するためには、建物本体の方の内側のパネルを設置して、内側と外側に鉄パイプを配し、ホームタイで鉄パイプをしっかり締めて、パネルを垂直に立てる必要があります。


本体と水回りをつなぐ一部ですが、洗面所にも暖かい空気を床下で送るため、コンクリートを打たない部分をつくらなくてはなりません。そのため、鉄筋をそこだけ切り取りました。


そこに、コンクリートが入らないようにつくったパネルをはめ込みます。


これで、本体と水回りと一部(1間幅)の床下にはコンクリートが回らず、基礎がなくなり、空気は流通します。


ずっと、真直ぐには立たず、ぺこぺこと歪んでいたパネルは、鉄パイプで締めると、ちゃんと真直ぐになりました。


まだパイプで締めていないところとの、違いが見えています。
内側のパネルは1間幅(182センチ)のものをつくったので、1枚のパネルに上4か所、下4か所、合計8個のセパレータをつけています。
そのセパレーターを、外側のパネルに開けた穴を通さなくてはならないのですが、これが大変、まず内側は軽くホームタイで留めて抜けないようにしておき、外側のパネルに1つ通すごとに外側からホームタイで留めますが、上は通しやすいけれど下は通しにくい。さりとて上を先に通すと下が通しにくい。いつもどちらからやるか、悩みます。
何度やっても、コンクリート仕事はきつい!








2 件のコメント:

af さんのコメント...

とても勉強になります。
床下空間の空気を流通よくするために、基礎の開口部は大きい方がいいですよね。
でも、それを打設回数などの経済性も考えて、どんどん決めていかれるなんて、本当にすごいと思います。


さんのコメント...

akemifさん
何度でもポンプ車を頼めるなら、もっと工作は簡単だったでしょうね。
それに、今回は捨コンも打ってないし(笑)。ただ、地面には塊を乗せる感じになるので、沈んだりはしないでしょうけれど。