2020年8月3日月曜日

菊尽くしの鉢

日曜日に、夫に骨董市に行くかどうかたずねました。
「おれ、いい。欲しいもんないし」
「最近、全然歩いてないじゃない。散歩のつもりで行く?」
「行かない」
というわけで、いつものように一人で行きました。
骨董市は戸外での催しですが、それでもコロナの影響でマスク着用に加えて、入り口での検温も行われるようになっていました。
骨董屋さんたちは、親の家業を継いだ人、組織に縛られるのが嫌で転職した人、コレクター転じて骨董屋さんになった人、などなど背景はそれぞれですが、骨董市がないとかなり打撃を受けることは必至です。
東京都内には、いろいろな骨董市がありますが、まだ開かれてはいないようです。


さて、私はと言えば、またもや伊万里の小鉢を買いました。
まことさんの店には、毎回顔を出して油は売っているものの、なにか買ったのは、今年初めてです。
なます鉢より大きめの鉢で、菊の花の形につくられていて、真ん中に菊紋をあしらい、周りにも菊をあしらっています。


まわりの白菊は、筆で描かずにレリーフにして、それに葉と茎だけ呉須で描いています。
写真のところは、釉薬がかかり切ってなくて、汚く出来上がっているところです。江戸末期だったか明治だったか、安い雑器だったようで少々のことにかまっていられなかったのか、糸敷きが欠けているのもお構いなし、釉薬が掛かってないのもお構いなし、5枚ありましたが、どれも出来損ないでした。


裏も菊(?)です。


なます皿と比べてみると、大きさがわかります。


おひたし、漬けものなど、副菜を盛るのにぴったりの大きさ、いくつか同じような鉢を持っていますが、重ねられるので、あっても邪魔にもなりません。


ちょっと高さもあります。


さっそく、使ってみました。
重くなく、重心もいいところにあって扱いやすく、使い勝手はよいものでした。






8 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...


  姐さんひやかし大好きです。
筥崎宮は全国的に有名ですが近年ご無沙汰です。
紙ものも面白いですね、じゃの道は蛇で中〇産もあるので、、、、
確か、清張さんの作品に類似した小説を読んだ記憶があります。
 私は嘘を承知で江戸時代の燭台を買いました。
ローソクの芯切りハサミを下げるフックに惚れ込みました。笑い

さんのコメント...

昭ちゃん
筥崎宮?
一瞬おはじきのことかと思ってしまいました。骨董市のことですね(笑)。
筥崎宮は行ってみたいところです。ときどき、おはじきを売り出しますが、直接買う以外手には入れられません。お近くのあかずきんさんは、手に入れられましたよ。素敵な泥のおはじきです。
鉄の燭台は、我が家にもあります。ろうそくの芯を切るはさみを下げるフックはついていないものですが(笑)。

昭ちゃん さんのコメント...

 あかずきんさんとは漂着物や地質調査を一緒に、
骨董市でも偶然会いました。
 

さんのコメント...

昭ちゃん
北九州は、層が厚いですね。石井忠先生のおひざ元でもありますが、玄海灘が素敵なのでしょう(^^♪

昭ちゃん さんのコメント...

姐さん
恥ずかしいけれど器で楽しむって生活を忘れているなー
この写真を見ていいなーっと。
最近筆ペンに凝って書く事を楽しんでいることぐらいかな、
それも墨汁だもんね。

さんのコメント...

昭ちゃん
昭ちゃんも昭ちゃんの楽しいと思うことを楽しんでください(^^♪
私だって、いろいろおろそかにして、寝る前には反省するけれど、朝起きたら、「まっ、いいか」と流されています(笑)。

昭ちゃん さんのコメント...

姐さん有難う
ラジオで「言葉という花園の花を摘んで楽しみましょー」って。
話題にして良かったです。

さんのコメント...

昭ちゃん
お互い、猫の暮らしをお手本に、楽しくやりましょう(^^♪