2021年12月17日金曜日

新しいハンドカーダー


注文していた新しいカーダーが届きました。
ヒツジやヤギの毛を梳いて、毛並みを整える道具です。


しっかり反っていて、ステンレスの針がきれいです。


組み立てて(と言うほどでもない、ビスを1本打っただけ)使ってみました。




カーダーにほぐした羊毛を並べるように置いて左手持ち、右手に持ったもう一つのカーダーでくしけずり、毛の向きを揃えます。
カーダーからの外し方はこの絵とちょっと違って、外した板状のものを、太い編み針などを芯にして巻き、掌でごろごろして馴染ませます。


おうおう、使いやすいこと。Kさんもいろいろなカーダーを使ってきたけれど、これが一番使いやすいとおっしゃっていました。アシュフォードというメーカーのもの、ニュージーランド製です。


前から持っているカーダーと比べてみました。
前から持っていたものは、45年ほど前のものといえ、新品なのに針の方向が乱れているし、ステンレスではないので錆びているし、経年で波打っていることを差し引いても、やっぱり見劣りします。アシュフォードが来るまでの数日間、使ってみたのですが、なかなかうまく仕上がりませんでした。
弘法ではないけれど、筆を選ばずとはいきませんでした。





 

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