はかまは、ミズナラのはかまでしょうか。頭は豆でつくってあるとばかり思っていましたが、写真に写して拡大して見ると、わざわざ土(練りもの?)でつくっているようです。
男雛の持っている笏(しゃく)と女雛の持っている扇につけた、ただの絹糸がひらひらして、華やかでよい雰囲気を出しています。
骨董市のまことさんの店に置かれた小さな箱の中に、ごちゃごちゃと入っていたもので、最初女雛しか目に入りませんでしたが、底の方から男雛が見つかって、すっきりでした。
自然素材を利用した人形の中に、木の実や貝殻の人形とともに、ドングリのはかま(これも木の実とも言える)を使ったものもあるのですが、いったいどの地方で、誰の需要に応えるために、いつごろつくられたものなのでしょう?そして、ドングリのはかま人形の最盛期はいつだったのでしょう?
貝人形や木の実の人形は観光地のお土産ものでもありましたが、ドングリのはかま人形はお土産人形にしては小さすぎるような気もします。もっとも、京都の清水坂のあたりのように、小さいものばかり売っているところならぴったりとも思いますが。
2 件のコメント:
うわー、本物のハトかと思ってびっくりしましたが、焼き物とわかってもそれはそれで驚きです。
全然欲しくないけど(笑)、作品として見入ってしまいますね。
hiyocoさん
そうなんです。全然ほしくないけれど、すごい!
右側のお皿の鳩たちの背中に埃が積もっていて、後ろに立つおじさんが(たぶん思わず)指で埃を払ってやっていました(笑)。
粗忽な人のいる家ではぶつかって鳩を壊す恐れもあるけれど、ぶつかって自分が怪我する恐れもありますね(^^♪
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