屋根の上の仕事が、一つだけ残っていました。
高い屋根の北側の壁です。透湿防水防風シートを貼り、その上から板を張った上に、瓦屋さんが1段だけガルバリウムの屋根材張ってくれましたが、ガルバリウムの上に下地が見えていました。
低い屋根の下には垂木があり、ここにガルバリウムを加工して張るには手間がかかりすぎます。雨も当たらないので、最初から板を張る計画でした。
垂木が芯々1尺間隔であるので、板には切り込みを入れなくてはなりませんが、斜め線が入ると、計測が途端に難しいものになります。
垂木と垂木の間は、厳密にいえば等間隔になってはいないので、計測しなくてはならないのですが、屋根にべったり座って、のぞき込むようにしても計測しにくく、幅が合わなくてはまらず、何度も屋根の上と地上を行ったり来たりして修正しながら、やっとやっつけました。
寝っ転がるようにして作業しているのに、コンベックス・ルールの端を持ってくれる人がいない。首を曲げても、ちょっと横からではコンベックスの字が正確に読めない。長い木をやっとはめて左手で押さえて、ビスを打とうと右手でインパクトドライバーを持ち上げた途端、板を支えた手が動いて、板がお辞儀するように頭から落ちてくる。そんなことの繰り返しでした。
とにもかくにも、本屋根の作業は完了しました。
屋根の下、緑とベージュのまだらに見えているのは下屋(げや)のルーフィングです。ここにもガルバリウムを張りますが、ここも奥はちょっと面倒なことになっています。
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