2010年7月21日水曜日

何をしているのでしょう?



カンボジアのお土産物です。
使わなくなった、自動車部品やナットを溶接してできた人形たち、二人は何をしているのでしょうか?
一人は望遠鏡で、遠くを見ていて、一人は持っているものを地面に当てています。
地面に当てているものは、いったい何でしょう?

実は、地雷探知機なのです。




二人は、地雷を除去しようとしているのでした。

胴体のあたりや、腰のあたりの可愛らしいこと、顔はナットですが、ちゃんと人に見えます。こんな人形がつくられない世界がくることを、願ってやみません。


2 件のコメント:

toki-sapp さんのコメント...

ベトナムも、ぶっきらぼうだけど特徴つかんだブリキ?銀の人形売ってましたけど・・

これは、切ないですね。
かわいらしく、おとぼけに見えてしまうところが。
作者がどういう気持ちで作ったのかがわからなくて、そこも切ない。

さんのコメント...

toki-sappさん
メッセージを込めたというより、素直につくれてしまったのかもしれません。
可愛いでしょう?
カンボジアでは道を歩いていて、足をなくした人に会わない日はないくらいでしたが、地雷原がはっきりわかるようになって、だんだん被害者も減ってきました。
いまでは、ナパーム弾の方が問題でしょうか?武器をつくって儲ける人がいる限り、なかなか戦争がなくなりません。