しばらく前に、骨董市で昔おもちゃのさわださんから買った、お正月飾りです。
ほとんどは土でつくったものですが、四角い千両箱、大福帳、さいころは木でできています。
吊るす糸が切れたり、短くなったりしているものが二つばかりありました。
これは正式にはなんというものだったかしら?
まゆ玉ではないし、私は勝手に、ピラピラと呼んでいたような気が。
珍しいことに、私が手に取って見ていたら、値段連発のさわださん、負けないさわださんが独り言で勝手に値を下げて、三分の一の値段にしてくれました。
「昔のだよ。いいでしょう。まあ、3,000円欲しいんだけどなぁ。負けて2,500円だな」
「.....」
「十個あるでしょう。うぅぅぅぅん。2,000円にするよ」
私の学生時代ですらすでに、酉の市などで売っている熊手の飾りものも、お正月飾りにぶら下がっているものも、完全手づくりの、味のあるものは見かけませんでした。
印刷した紙を成形したもの、ただの紙、プラスティックなどなどで、土を流し込んででつくったものもあったかもしれませんが、その上にプリントした紙を貼ったりしていて、手描きではなかったような気がします。
お正月飾りなら、オカメザサでしょうか。
ぶら下げてみました。
箱に入っていたときの方がかわいかったかなぁ。
でも、せっかく飾りつけてみたのだから、当分はこのまま楽しんでみます。
いったい、どの地方のものだったのでしょう?京都か東京のような気がします。
4 件のコメント:
写真を見てなぜか懐かしく。思い出した!戎神社の福笹。同じようなものですよね。家族や友人たちと詣でたことを懐かしく思い出しました。
bluemoonさん
そうか、福笹と言ったらいいんですね。なんというものか、思いつきませんでした。地域によっていろんなものがぶら下がっているのがあるようですね。小判だけとか。
十日恵比寿の飾りものとこれとは、鯛、千両箱、大福帳、烏帽子が同じでした。私的には鯛と馬が気に入っています。鯛=食べるものに困らない、千両箱=お金に困らない、大福帳=商売繁盛は簡単ですが、烏帽子は何でしょう?出世かな。
中に瓢がありました。きっとお酒に困らないという願いを込めているのでしょう(笑)。
赤い鯛はかわいいですよね。関西では、えべっさんと言っています。神社で福笹をもらって、ほしい縁起物を買って付けます。
bluemoonさん
十日恵比寿の福笹は、自分でつけるんですか。知らなかった。行ってみたくなりました。
いろいろぶら下がっているのもいいけれど、鯛だけいっぱいぶら下げるのも素敵ですね。えべっさんですし。
これはどこのものかと思っていましたが、やっぱり関西のものでしょうね。昔は、子どもも大人もわくわくすることがいっぱいありましたね。
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