2016年9月8日木曜日

がんばるにゃん


母屋、作業棟、門+駐車場に囲まれた中庭に比べると、軽視されがちの母屋の北側の片づけをはじめた発端は、約一年前に天秤梁を買ったとき、かんばやし製材所でいただいた、おびただしい数のケヤキの板でした。
土の上に、湿気が上がってこないようにビニールシートを敷き、その上に材木を置いてシートを掛けていたのですがもう限界、これ以上置いておいたら、
「薪にでもして」
と言っていただいたものですが、本当に薪にしかならなくなります。
階段の踏み板や床の見切り板などに使える部分も多いので、ちゃんとした置き場をつくらなくてはなりません。
 

というわけで、一週間ほど前から、昔つくった材木置き場を解体したり、大きくなりすぎて邪魔な木を伐り倒したりして、片づけています。
 

写真の向かって右側は、あちこちにものを置いてあるうえ、大きく育った木がうっそうとして、魔界のようになってしまっていて、足も踏み入れられませんでした。


ちよさんの畑との境の、伸び過ぎたベニカナメの生け垣にも、桑の木にも、いつの間にかクズが登ってしまっています。


その魔界も、数日経つとずいぶん片づきました。

庭仕事は力を使うので疲れます。
「明日は休むぞ」と決心して寝ても、朝が来たら少し元気が出ていて、ちょっとと思って作業をはじめると、なんとなく夜まで働いてしまう日々が続きました。


魔界に生えていた桑の木は切られてしまっています。桑は丈夫だから、また枝を伸ばすことでしょう。
いただいたミモザやビワも伐られてしまいましたが、こちらは再生しそうにありません。


十年も材木置き場だったところも、使えるものは移動させ、使えないものは燃やし、解体しました。


夫が、別の場所に新しい材木置き場をつくりました。
どんな屋根をつくるか、それが問題です。仮設小屋に使っていたプラスティックの波板は十分はありません。板を張り、上にシートを掛けて安心していると、傷んだところから雨が入って、何もかも腐ってしまうのは経験済みです。


「パイプなんか転がしときゃぁいいんだ。パイプ置き場をつくる時間なんてないよ」
と言われていた、単管パイプ置き場も、夫がちゃんとつくってくれました。確かに、パイプは地面に置いておいても傷まないのですが、だんだん埋もれてきて、間から草は生えるしで、草刈りの邪魔になります。


そんな日々が一週間も続いて、昨日はやっと雨で休みとなり、いい休養になりました。
今朝もしとしと雨が降っていて、やむまでは、庭仕事はお預けです。
と言っても、片づけの発端となったケヤキの板のほとんどは、まだそのままですが。






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