セルロイドの招き猫です。
前後の型の合わせ目に、盛大に「バリ」が出ています。
底にもバリが出ているので、まっすぐは立てません。
この猫は、なぜか型の継ぎ目に小さな穴がありません。
そのため、必ず、小さな穴が残ってしまいます。
寝ている猫は身体の両側に穴が開いていて、立っている猫は一つは身体に、一つは耳の先に穴が開いています。
キューピーや人形のように、手足が別のパーツでできているものは、そのつなぎ目に穴を持ってくるので、穴は目立ちません。また、だるまのようなものは、底に穴を持ってきて、後で鉛を詰めて錘とすればいいのですが、招き猫のような場合、隠しようがなくて、つなぎ目に穴が残っているのです。
バリをわざと残したお面のようなものをつくって、それを二つ合わせて、招き猫の形に合わせたプレス機でプレスする、そんな方法があるのでしょうか?
2 件のコメント:
バキュームフォーム(真空成形)で作った物かも知れません。模型の製作でよく使われる技法です。自分ではやった事がありませんが。
かねぽんさん
真空成型とは何か、ちらっと見てみました。
真空加工のデメリットとして、後加工が必要、不要な部分のトリミングをしなくてはならないとありました。このバリだらけの招き猫にぴったりです。
これは、セルロイドではなくて、実はプラスティックで、古いものではなくて新しいものの可能性大ですね。光沢は、古いセルロイドと違ってつやつやしていますが、いまどきこんなものをつくる人がいるとは思いませんでした(笑)。
ありがとう。勉強になりました(笑)。
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