材料は短く残っていた端材です。
それを枠の大きさに割ります。
枠はそれで決まりだけれど、扉全体の素材はどんな厚さの木を使うか、やはり野地板かなぁとぼんやり考えているうち、ビニールハウスの倉庫に残っていた、ラタンの敷物が目につきました。
母屋をつくったとき、野地板代わりに天井裏に張ったラタンの残りです。
幅は90センチでくるくる巻いてあり、厚みは4ミリほどです。
天井裏の張ったラタンは、湿気で伸び縮みしていますが、扉に張るものはピタッとしていてもらいたいのです。
何日か考えているうちに、そのまま額縁のように裏からはめて、押さえ棒で留めただけでもいけるのではないかと思い当たりました。釘で密に泊めれば伸び縮みもそう気にはならないでしょう。
二階の窓をつくったときだったか、戸車を入れる穴を開けておくのを忘れて組んでしまったことがありました。
組んでしまったら、角のみ盤は使えず、仕方なく手で穴を開けました。今回は忘れず先に穴を開けます。
こんな感じに戸車を埋めます。
枠を組みます。
ラタンの敷物は横向きに張るので、縦に一本桟を入れました。
ラタンを張る前の方が軽くて加工しやすいので、枠だけで鴨居にはまるように上部を加工して、はめてみました。
次にラタンを張ります。
剪定ばさみで枠にはまる大きさにラタンを切り、はめて、周囲と縦桟の裏に棒で留めました。
ラタンに糸を通して綴ってある敷物の裏には、薄くて荒い蚊帳のような布が張ってあります。巻いてあったのですが、ところどころかびたり汚れたりしていました。
そして表です。
引き手もつけました。
板より趣がありました。
心配していたレールもスムーズに開閉できます。
2 件のコメント:
この巻いてあった布張りラタンはどこで手に入れたらよいのですかね。先日エアコンの位置を変えたので外した場所の穴が樹脂キャップで塞がれているのでなんだか見栄えが気になって、、、。ちょっと変身させようかなって思ってます。
hattoさん
以前はこのラタンの敷物は夏の定番で、どこのホームセンターにもありましたが、数年前から見かけなくなりました。
3畳用とか6畳用とかサイズもいろいろ売っていました。うちのは90㎝幅で、20m長さに注文してつくってもらったものです。もちろん、1畳用の小さいのも売っていましたが、今はどうでしょう?
ホームセンターに行けば、今も各種自然素材の敷物はあるとは思いますが、あのラタンの敷物があるかどうかはわかりません。ちなみにインドネシア製でした。
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