で、わからないのだけれどそれなりに我が家で長い年月を過ごしている「あれ」ももしかしたら、どなたかご存知かもしれない、というわけで、柳の下の二匹目のどじょうを狙って、「あれ」をUPしてみます。
これです。
長さが17.5センチ、幅が6センチ、高さが4センチほどのものです。
断面から見ると、丸を半分(よりもっと薄い)に割ったような木を両側に、山型の木を二枚中にして、楔のような形の木を三つはさんで、同の針金で縛ってあります。
ばらばらにして木目を合わせてみることができませんが、もしかしたらこの4本の割いた木は、もとは一つの丸棒だったかもしれません。
ただ、芯持ちではないので、板から丸く削りだした棒です。
両側の半円筒の木は三分の二くらい黒く塗ってあって(多分墨で)、隙間の小さい側は塗らず、字が書いてあります。
「庭」と「松」は読めましたが、最後の字は読めません。「商」の古い字体かとも思いましたが、わかりません。
どちらが裏でどちらが表か、あるいは寝かせて使うのか立てて使うのかも、わかりません。
わざわざつくるからには用途があったと思われますが、さっぱりわからないものです。
2 件のコメント:
こんにちは。
これは降参ですね。さっぱりわかりません。
3文字目が「齊」の字だとすると、江戸末期の遠州流華道の関係者で「庭松斎一晴」という人がいたようですが、詳しい事は分かりませんでした。華道の道具でこんな物は見た事ないし。
元々あった物を材料にして別の何かを作ったようにも見えるんですが、これ単体で使うのか、何かの一部なのか。
しばらく頭を悩ましそうです。
かねぽんさん
一緒に悩んでくれてありがとう(笑)。
だいたい、どうやって使うか一目でわからなかったりするものが結構好きです(^^♪
市場だと売っている人に用途を訊けばいいのだけれど、骨董市だと、わかることもあるけれど、わからないこともあります。わかったつもりで、あとで違っていたこともあります。20年くらい経って、読んでいる本の中に写真を見つけて何だかわかったこともありました。
まぁ、いつかわかるときが来ればわかるし、わからないかもしれません。
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